武ニュースDiary


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2005年07月21日(木) 「ダウンタウン・シャドー」の頃��

「ダウンタウン・シャドー」の頃・2

金城武がウォン・カーウァイの影を濃厚に背負っていることは避けられない。
たとえどんなに努力しても、おそらく結果的には、
ウォン・カーウァイのレンズで見慣れた金城武になってしまうだろう。
ジョニー・トーは金城武との仕事において、特にこの点に注意を払った。

「いえ、ジョニー・トーはウォンとは似たくないと思っていて、
撮影が終わった後、ウォン・カーウァイ映画のようにならないよう、
似た感じにならないよう、チェックすることもありました。
ぼくの演技も、前の『恋する惑星』の感じとは違います。
逆にエリック・コットの『初恋』は、そういう雰囲気が出ているかもしれません」

「この映画の感じは、とても汚くてめちゃくちゃ、面白い特色です」
金城武の創り出す、イメージは深みがあり、演技は真に迫っているのは、
実は彼のとぼけた持ち味のせいかもしれない。
「とぼけているというのは、映画の役がそうだからで、
『パラダイス!』や『ダウンタウン・シャドー』ではそんな感じはないです」

ジョニー・トーと金城武が組むのは、これが2回目だ。
1本目が「ワンダーガールズ2」。
そして、「パラダイス!」までの間に、どちらも絶えず変化し続けてきた。
「ジョニー・トーは、『ワンダーガールズ2』のときと
『パラダイス!』のときとでは、少し違います。
本当を言うと、ぼくは『ワンダーガールズ2』のことは、ほとんど覚えていない。
シーン3つで、ぼくの出番はなくなりましたから、
そんなにたくさんのことを覚えているはずないですよね」

「前のときは、彼と接触する機会はありませんでした。
ただ、とてもいかめしかったのを覚えているだけです。
俳優に対してはとても優しかった。
今は、とても遊び好きということもわかりました。
「ぼくの方の変化は、よくしゃべるようになったことですね。
現場でよく話すようになった。
人とコミュニケーションできるようにもなりました」

「こんなにたくさんの映画に出てきたけれど、映画に対しては今も好奇心いっぱいです。
1作撮るたびに、いつも監督から何か知識を引き出す。
それは必ずやりますね」
「映画を作ることは、「スタート」から「カット」まで、
撮影からポストプロダクションまで、そして完成してやっと1本の映画ができる。
それが映画館にかけられて、ようやく完全な映画になるのです。
そのとき、観客が見てとったものが、正しい、その映画の感じです」
これが、金城武が最後に語った、映画の感じについての意見だった。
インタビューの後、彼はまたあわただしく
「ダウンタウン・シャドー」の撮影へと舞い戻っていった。  (完)

ジョニー・トーとの話が中心でした。
まだ「恋惑」「天使」からまもない97年だからか、
ウォン・カーウァイの影響のことが書かれていますね。
カーウァイ俳優というイメージが、まだまだ強かったのかなと思わせる記事でした。
これは、�爐い弔眛韻献Ε�ン・カーウァイ風�瓩隼廚錣譴討い拭△箸い�
別のDiary記事と呼応しますね。

金城武は、カーウァイから声がかかればいつでも行く、と言っていたけど、
それは今も変わらないのかもしれないですが、縁がなかったのかなんなのか、
結局実現しないで今日まで来て、
10年近く、一緒の仕事はしていません。

今、彼にはカーウァイ風とは関係なく、仕事の話が来ていると思うし、
周りも、またカーウァイと仕事してほしいとは思っても、
武は武として、演技に幅のある独立した俳優として見ていると思います。
なら、しばらく縁のないことも、残念がることばかりではなさそうです。
(私も「ぜひもう1回」派ではありますが)



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