武ニュースDiary

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霧から抜け出て、死ぬほど疲れて��
この仕事に就く前、子どものころ、芸能界の仕事をしたいと思ってた?
武 いいえ、芸能人になりたいなんて全然思わなかったし、 だから何かきらびやかなものだとかは思っていなかった。 もちろん、今映画に出られて、CDを出せるのはとてもうれしいし、 素敵なことだけど。 でも、芸能人とか有名人とかになろうなんて、考えたことがなくて、 ただ、縁があってこうなっただけなんです。
日本人学校を卒業するとき、他の友達は、どこの高校に行くかとか、 大学は進学するかとか、みんな考えていました。 ぼくはどこに行こうと考えたことがなかった。 小さいときから、アメリカンスクールに進学するんだとわかっていましたから。 たぶん、お父さんがそう言ったんでしょう。だから考えなくてよかった。
アメリカンスクールを卒業するとき、みんな、どの大学に行こうかとか、 勉強を続けるなら試験を受けなくちゃとか考えていて、 ぼくも遊んでいようとは思わなかったけど、積極的じゃなく、 点数がどうとか、あの科目は落とさなかっただろうかとか、気にしてなかった。
やがて歌を歌うようになって、今の事務所と出会い、 演技をするチャンスが与えられました。 いろんなことが、本当に順繰りに起きてきて、 もちろん、どんなものも大切に、吸収して、学ぶようになったんです。 いい仕事でもそうでない仕事でも。
歌に出合ってから、創作にとても興味を持つようになりました。 アルバムを作るとき、ぼくは思い切り楽しんで、物事を吸収する。 映画も、いくつか出たあとは、製作に興味が湧き、 勉強してみたいと思うようになりました。 勉強とは、たくさんの違った環境、違ったいいものと悪いものに触れることです。
多文化を背景に成長してきた目から、同年齢の台湾人を見ると、 自分とはどこか違うところがあると思う?
今、同年代の人とは考えることや見方が違ってしまっていますね。 というのは、一緒に仕事をする人がみんな年上だから。 CDの宣伝の人とか、みんな年上ですから。 同年齢の人とは、考えることやものの見方が同じじゃない。
将来のことは漠然としていて、何をやりたいとも思っていないけど、 ぼくはとても幸運。 いろんな人や物事と出会って、今までずっと順調に来た。 そう、日本で宮沢りえとテレビドラマに出ましたけど、 あの人の考え方と割に近いと思います。
どんな考え方が?
ものの見方と人に対する態度、人間関係の持ち方とか、 たくさんのことがとても似ていると思う。ぼくと彼女は同い年ですから。 彼女は同年代の他の女の子よりちょっと大人だと思います。 それは、子どものころから仕事を始めて、 それが順調であればあるほど、空間が狭くなるような環境にいるから。 良いことも悪いことも、吸収するのが人より早い。 同い年だから、彼女のしていることがわかるんです。 (まだ続く) (台湾プレミア1997年8月号)
BBS 1:00
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