武ニュースDiary

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| 2003年11月15日(土) |
「十面埋伏」のセットと衣装(「明星BIGSTAR」続き) |
13日の「明星BIGSTAR」の記事から、セットと衣装に関する部分を 大はしょりで。長いし、言葉難しいし、ま、セットとかだし、 丁寧に訳してみる根気がないので、これだけ。すご〜く短く。
14日に新浪娯楽にも独自に撮った写真と記事が出ましたが(ここ)、 これもほとんど写真眺めただけで…… 6枚の写真をクリックして拡大すると、 ここで撮影が行なわれるのか……と感慨が湧いてきます。
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「十面埋伏」は9月11日にクランク・インというニュースが流れたあと、 100人を越す一隊はウクライナ、カルパチア山中に消失。 ウォン・カーウァイも映画の情報を洩らそうとしないが、 マスコミは張り付いてはかぎつけ、1、2枚写真を撮ってくることもある。 けれども「十面埋伏」の場合は、まるで人間が蒸発してしまったかのように 2ヶ月が過ぎ、杳として消息は知れず、 マスコミもあまりに遠くてどうしようもなかった。
ようやく異国での撮影が終了したものの、帰国の日取りは秘密のまま。 外部には11月9日に北京に戻ると言っていたが、結果的に肩透かしとなった。 撮影部隊の帰国前から、北京撮影所では大勢のスタッフが、 労を惜しまずセットや衣装作成に取り組んでいた。 監督は7日には現場を視察し、進行状況をチェックしている。 現在、セット建設は終わりに近づいており、まもなくセット内での撮影が始まる。 その撮影は大体12月中旬に終了、下旬に重慶永川の竹林での撮影に移る。
セットの1つは牡丹亭(新浪娯楽では、それは間違いで牡丹坊が正しいと)という名の妓楼。 非常に細かな細工がされている。 従事している人の話では「チャン監督は大変満足していた」とのこと。 このセットにかけた労苦と費用から言って、 ここが主な舞台の1つになるだろうと記者は推測。
また、武侠映画で一番よく出てくると言っていいのが寺院。 ここでも荒れた寺院のセットが組まれている。 聞いたところでは、この荒れ寺は主人公が難を避けて身を隠す場所だそうだ。
その隣には円形の地下牢がある。 地下牢も武侠映画にはつきもの。 英雄が囚われ人を救出するシーンなどでよく出てくる舞台だ。
衣装は地方から呼ばれた職人が、朝早くから夜遅くまで完成を急いでおり、 ワダエミが最近毎日来ては指導をしているという。 製作中の衣装の中心は、妓女の短い丈の長袖の服。 ワダエミは多くの衣装デザインを手がけており、 職人達は非常にきれいなデザインだと言っている。 記者はそのとき、アルファベットのサインの入った、ワダエミのスケッチを発見。 すっきりして、特色のあるデザインだ。 衣装室には琵琶弾きの妓女の服ができていた。 白地に銀色の花を散らした長いスカートで、昔風でも今風でもある。 他に、黒地に白い水玉を散らした古代の兵士の冬服が製作中だったが、 全く特色のないもので、ワダエミのデザインになるものではあるまい。 (「明星BIGSTAR」から)
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