武ニュースDiary


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2003年11月13日(木) 「十面埋伏」の動向●映画エッセイ� 福嶌険Α廖法�「十面埋伏」公開は来年夏

チャン・イーモウ、北京撮影所の大半を借り切る
「十面埋伏」は予算超過も辞さず
    2:45

しばらくニュースも鎮静するかと、
年末に向けてはこちらも何かとせわしいので、ちょうどいいと思っていたのですが、
何かしら、ちょこちょこと連続しております。

**********

昨日、「十面埋伏」の撮影班100人あまりは、
数十トンの荷物を抱えてウクライナからチャーター機で北京に戻った。
プロデューサーの張偉平は今回の撮影を�狠羚餘撚茲料垉鶚瓩世判劼戮拭�
先に帰国したチャン・イーモウは現在北京撮影所に潜伏中。

中秋節のクランクインから今日まで、100人を越える撮影隊は
ウクライナのカルパチア山脈の南の麓に当たるリヴィフで、2ヶ月近くの撮影を行なった。
聞くところでは、撮影隊は市外の辺鄙な小村に滞在、世間からはほとんど隔絶され、
スーパーマーケットに買い物に行くのでさえ、凍るように寒い雪道を車で40分もかかる。
撮影隊は普段は自分達で食事をまかなっていたが、
ロケが終了したときになって初めて
市内のわずかにある中華料理店数軒で打ち上げをした。

張偉平は、100人以上もの人間が外国で2ヶ月近くも撮影を敢行したのは、
中国映画では前代未聞の壮挙だと、感慨深く語った。
リヴィフは世界的に有名なロケの根拠地で、多くの海外の大作がここで撮影をしている。
同時期に来ていた外国隊は当地で中国組のロケを見て非常に驚き、
この時代劇に大変興味を抱くと共に、中国映画人の熱意に感心しきりだった。

また、本来は部隊は何回かに分け、順次帰国の予定だったが、
撮影機材があまりに多いため、それでは不都合なことがわかり、
幾多の曲折を経て、ようやく汽車でキエフに行き、
そこから飛行機をチャーターして帰国したということだ。
監督のチャン・イーモウとアンディ・ラウらの主演者は、
それぞれ大事な仕事を抱えているため、先に帰還している。
アンディ・ラウは数日前、新作のプロモーションのため、台湾を訪れた。
チャン・イーモウの行方は謎である。

張偉平は、チャン・イーモウは9日に北京に帰ったのだと言う。
また、彼は7日に北京撮影所に着いて、セットの確認を行ったのだという説もある。
物好きな人種は、チャン・イーモウが早々と帰国しながら秘密にして公にしないのは、
金鶏百花映画祭に欠席し、ビデオで挨拶したことをとやかく言われるのを
気にしてではないかと憶測している。

今回「十面埋伏」は、北京撮影所の5大スタジオの内3つを一気に借り切り、
現在セット組みの最中で、楼閣や廟がすでに大体の形ができてきている。
映画の室内シーンは全てここで撮り上げる。
なかで一番大きい3号スタジオでは、これまで数多くの有名な作品が撮影されており、
現在上映中の「キル・ビル」もその1つだ。

今、永川では30数人がセットの組み立てと道路整備にかかっているが、
北京撮影所での室内シーンが非常に重要なため、
チャン・イーモウは、大部隊が永川に移動するのは、12月になってからだろうと見ている。
ということは、映画の当初の撮影スケジュールからかなり遅れることになるが、
これについて張偉平はまったく気にしていない。
「映画がいつクランクアップするかはすべて監督が決めること。
我々は各方面から支持の保証を得ることが出来る」
(成都日報 2003.11.12)




映画エッセイ� 福嶌険Α廖�    14:20

ネットに載ったあるエッセイです。
ニュースや評論だけでなく、金城武を論じているようだけど、実はモチーフで、
とても私的な文章も、ときどき面白いものが載ります。
これは中国大陸のサイトのもの。

金城武 あなたのためなら喜んで死ぬかも

映画に行こうと誘う人があって、出かけた。
2本が公開中で、1つはtwinsのホラー映画、
ポスターには2人の少女がかわいらしく小さな口を開け、
必死で走るポーズの写真だけがあった。
もう1本は「向左走、向右走」。
私は少女は嫌いじゃないが、もう上映が始まっていて、
次の回は30分待たねばならない。
そこで、互いに目を見合わせ、「向左走」の切符を買った。

映画館は不思議な場所だ。
灯りがついているときは、
ただ、だらしない都会の男女が行儀悪くスイカの種を割り、
品の一字も見えず梅をかじっているのが目に入るだけだ。
大多数のカップルは、どこにでも転がっている顔をして、
きっとお互い相手を見つけるまでには相当かかったに違いない。
映画館に座ってこうした男女を見ていると、
義憤のようなものが湧いてくるのをいかんともしがたい。

そうして灯りが消え、一切が暗闇に隠れると、周囲は澄み切った水のように変わる。
まるで通りが雪におおわれて、ごみごみした汚ない場所から、
思わず息を飲む静まり返った美しさへと変わる時を思わせる。
スクリーンに現われる美しい顔、顔に、ぽかんと口を開けて見入り、
いっとき錯覚してしまうのだ。
これこそが日常だと、
自分が毎日エレベーターを降りて入っていくオフィスで
顔を合わせているのはこういう人たちだと。

果ては、それが自分自身であるかのように思ってしまいさえする。
ゆったりしたグレーのニットシャツを身につけ、
長いコーヒー色のマフラーをさらりと巻き、
すごくクールな茶色の短コートをはおって、脇には1束の楽譜を抱えている。
バイオリンを肩に、女を悶死させる波打つメッシュの長髪をなびかせ、
この上なく渋く、ある秋の落葉舞う朝、アパートの門を出て行くのだ。

これが金城武である。
何年も前、私は彼のことなどちっとも好きではなかった。
「恋する惑星」「ミスティ」などなどなど。
しかし、2003年の秋、この非常に大衆的な作品「向左走、向右走」の金城武は、
突然私をわくわくするような欲望でいっぱいにした。

すっかり興奮して、私は秋の大通りで、煙草を吸っている人がほとんどいない時間に、
カジュアルな革靴を履き、落ち葉をきしませながら歩いてみたいと思った。
ミントの香りを吸い込んで、それから薄いお茶を一口すすってみたい。
赤いファイルを開いて書きかけの原稿を1枚取り出し、
バスに揺られ苦心しながら、修正記号をボールペンで書き込んでみたい。

こんな、あまり深刻に物事をとらえず、美的センスに満ちた生活がしてみたくてたまらない。
あたかも小市民的ムードをもてあそぶ映画のように、
一切合財は画面の色彩と構図のためにあるような。
もし生活の目標がそういうものであるなら、
私達の一生はずっと簡単でよくできたものになるはずだ。

このような気持ちの高ぶりは当然現実的根拠は何もないので、そう長くは持たない。
幸い映画は短く、1時間半たっても、私達はまだぼうっとしていた。
ブレヒト御大の理論とは反対に、私達の魂は、
映画の巧みに構築された見事な世界の中に浸りこんでしまった。
美しい容貌、体はほっそりと、身のこなしは優雅で、言葉遣いも面白く、
性格は内向的、アパートの部屋は乱雑、愛情は誠実で、生活はロマンチスト――
完璧な美しさの金城武は2003年秋に現われて、私ののどくびを一気につかみ、
暗闇の中で私は息が詰まったまま、語る言葉を失っていた。
(E視網 2003.11.4)




「十面埋伏」公開は来年夏    22:55

大陸の「明星Bigstar」という新聞のスクープ?
「十面埋伏」図解として各種セットらしき写真と、ワダエミ筆の歌妓の衣装スケッチが。
記事を読んでみないとわからないですが、な、長い……
とりあえず、ごらんになってみてください。
ここ。

それから金羊網の羊城晩報のニュースで、
北京での室内シーン撮影は来る20日開始、
来年のサマーシーズンの目玉映画として、7月8月に上映と、
プロデューサー張偉平の言葉として出ているので、確かでしょうか。
これも丁寧に見ていませんので、アドレス張ります。
こちら。

もし、できたら、内容(特に上の方)、読んでみます。


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