武ニュースDiary

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| 2003年06月15日(日) |
「向左走、向右走」製作発表会のエピソード・2 |
同じマレーシアの記者によるものをもう少し。
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「向左走、向右走」の中でバイオリニストをやるんだと知ったとき、 金城武がまず一番にしたことは、トー監督にこうたずねることだった。 「ぼく、バイオリンを弾かなくてもいいかな?」 (答えはもちろん、「ダメ! 原作に忠実にやるんだから!」) そこで、彼は役柄になりきるため、レッスンに通い、 今ではいくつか簡単な曲を弾けるようになった。 しかし彼は、バイオリンは難しいと、繰り返し強調する。 「正しい姿勢が大事だし、自然な感じに見えなくちゃいけないからね」 言いながらおどけた顔をしてみせる。
製作発表会のとき、彼は、ジジ・リョンとはまるで別の映画に出ているみたいだと言った。 ――では、だれが相手役なの? 彼は笑いをこらえきれない様子で答えた。 「それでもやっぱりジジなんです! でも、たいてい自分を相手に演技している。 うーん、つまり空気を相手役にね!」
彼によると、この映画では学ぶことが多く、監督がどのようにシーンを組み立てるのか、 どんなふうに撮影するのか、実地に見ることが出来るという。 「ぼくは毎回隣で見ているんですけど、 いつも感じるのは(と右の席のトー監督を指して)監督はすごいってことです」 このとき、トー監督がちょうどセキをした。 金城武は監督を見て、「本当ですよ、おせじじゃないですよ」と言ったので、 監督は笑いながら彼の足をたたいた。2人がお互いを理解し認め合っているのがよくわかる。 もともと金城武の香港映画第1作は、トー監督の「東方三侠2」であり、 数年前には、「パラダイス!」で再び一緒に仕事をしている。 金城武が「あの映画は本当にくたびれました。だって殴られてばかりだったから」 と言うと、トー監督は声をあげて笑った。
映画「リターナー」、ドラマ「ゴールデンボウル」などのように、 最近仕事の中心を日本に移しているように見えることについては、 別にそういうことではない、日本でオファーされた作品が、 とてもやってみたいものだったからだと答えた。 また、脚本だけでなく、製作スタッフも見て作品を決めるという。 では、ずいぶん選ぶんですね、と聞かれて、彼はまあ、そうですと答え、 「けっこう選びます。自分がやりたいという気持ちになるだけでなく、 その仕事の中で何か新しい経験ができて、もっと自分が成長できるものがやってみたい。 大事なのは、自分が好きだと思えるということですね。 無理のある脚本はやりたくない。そこに真実を感じられるものがいいと思います」
彼はこの作品に出ることになって、初めてジミーの原作を読んだそうだが、 �狄佑魑磴�せたり、笑わせたりする文芸作品�瓩�とても好きだという。 最近印象に残った映画か本は? と聞かれて、 彼は右手で右の目を押さえ、しばらく考えたあげく、 いかにもいたずらっぽい様子で答えた。 「スピルバーグの『A.I.』です。オイオイ泣きました」
BBS
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