| 2002年07月24日(水) |
こんどは独りの日々 その1 |
水曜日と木曜日は、正真正銘の夏休みを送った。 子供達が火曜の夜から明日まで、実家にお泊りしてる。 独りの時間。嬉しくて途方にくれてしまい、この時間を決して家事なんかで無駄にはするものかと心に決めたのはいいけれど。
この二日間で、やってみたこと。まず、地図を眺める。 自転車で祐天寺に行く最も効率のよい道はどれなのか、実地に調べてみたくなった。住宅地図で綿密に計画を立ててから、走ってみて確認。 それからそのまま坂道を下り、中目黒をひやかして、上り坂の帰途につく。 実はナカメの駅には、近所ながら、まだ乗り換え以外に降り立ったことがなかった。地図で見ると簡単な道なのに、土地の高低を計算に入れていなかった。いきはよいよいかえりはこわい。
その足で図書館にこもって、急に思い立ったのが、 「子供の頃に見たあの絵本、題名も作者も、わからないけど、あるかしら?」 それで絵本コーナーで、片っ端から調べてまわったが、それらしいものは見つからなかった。 おぼろげに覚えているのは、「鳥」が出てくること、その鳥をおもしろはんぶんに狙っていた人間が、いつのまにか鳥と立場が入れ替わって狙われてしまう。そんな悪夢から目覚める時に、目の前が、かわるがわる様々な色に塗り替えられるシーン。 本当にそんな絵本があったのかさえもう記憶が微か。きっとあったと信じてるし、再会を諦めてはいないけど。
んなことやっていたらお昼ご飯を食べることさえ忘れていて、冷房で汗は冷え切っていて、とりあえず帰宅。もう夕方だ。独りだと、まともな食事を作る気力が出てこない。胃袋は残り物整理の為だけに働いた。
それからビデオで「A.I.」を観た。先日息子と一緒に観てさんざん一緒に抱き合って泣いたものを、もう一度独りで、観直す。 親への永遠の愛をインプットされたまま、親からの愛で満たされることを夢見つづけてさまよう、人工知能の子供型ロボット、デイビッド。 初めに観た時には、彼が不憫でしょうがなかったけど、 今また観たら、んー、いやいや違うかもしれないって思った。 なまじっかな人間よりむしろ幸福な人生を送ったのかもしれないって。
夜、デイビッドの夢をみた。
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