気が向けば・・・。


この今の瞬間に過去も未来も入ってるらしいし(何時でも)この小っさな頭蓋の内に宇宙も入ってるらしいし(誰でも)
だから、ひょっとしてこの矛盾に溢れた日記も、何時かの誰かに繋がったりするかも、って思ったから
少しだけ秘密度を緩めました。



子ども虐待防止「オレンジリボン運動」

2002年07月17日(水) 二人きりの夜

夫の帰りは遅く、娘はお泊り保育でいない。
息子いわく「ちょっと、さびー。なんか、しずい」
やめなさいよ、そういう言葉遣い。ちゃんと、寂しい、静かだ、といえばいい。素直に。

園児のいない二人きりの夕飯なので、何年ぶり(?)かの牛肉ステーキ(生協のお肉)。ガーリックオイルにてちょっと辛目の味付け。
こんなのは我が家にとっては、ハレの食卓だ。
ひさしぶりにフォークとナイフを使う息子。こつを伝授する私。

よけいな小言を言わなくて済むのが嬉しい。いつもは毎分一度は兄妹がらみで叱っているけど。なんてゆったりした二人きりの夜。
彼が大人ならワインでも開けるところだろう。

寝るときは枕もとで、久しぶりに、息子の為だけに本を読んでやることにした。
せっかく息子むけなんだからと、「星と宇宙のはなし」という書。
「宇宙とは、はてしない時間と空間のこと。この宇宙のなかで、君の代わりに君がふさいでいる場所を占められるものは、何もない・・・」
などと静かに静かに読んでやると、
まったく。10秒で眠ってしまった。
彼の寝顔をまじまじと見つめるのも、いったいいつ以来だろう。寝顔に向かって私はなおも読みつづけた。自分の為に。

で、娘はその頃、お風呂屋さんでの入浴も、みんなで作ったカレーライスの夕食も、花火大会も全て済ませ、お教室にごろごろならんで眠っていたはずだ。
あとで先生の話によると、キライなはずのおやつのスイカも、ぺろりと食べちゃったらしい。一度も泣かずに、ご機嫌だったそうな。
案ずるより産むが易し。
みんなと一緒というのは、できないことを可能にするんだなあ。

翌朝園から連れ帰られた娘と、早い下校の息子、会うなりさっそく、くちげんか。少しは二人とも、大人になってよ・・・。



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