ほんと
基本ビビリなのに

今の一歩先が
崖なのか
細い板一枚なのか
見えない状況に
恐る恐る
足を出すようなコト
よくやるよ

我ながら
つくづくそう思う

そうして
きちんと仕上げなきゃの
半端ないプレッシャーと
何とも表現出来ない
わくわくする気持ちと
両方を伴いながら
かつてない程集中する

これに比べたら
いつもの
行く先任せのような
気ままな縫いは
いくら細部に
神経を使ったとしても
比較にならない

そもそもかつて
オーダー製作受けたし
生地持ち込みでだって
作ったことあるけど
サイズは採寸しても
もっと緩い感じだった

すごいねえ
これはやっぱり
あのウエストから
丈詰めをしたことと
その後の
ペチコート製作が
あっての流れだ

ひとつひとつ
積み木を重ねるように
次の展開が現れ
または閃きに従って
今がやってきた
先を心配せずに
こうやって進めば
いいってことかなあ

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