いいよね 四月に入ったきぶん 心と身体が 光に満たされ 広がって行くようだ
そんな感じを 同じように持ちながら 過ごす中で 父が逝って もう 明日で一年になる
なんだか
人生の中に またひとつ 節目が加わったようで 服が売れる度に母は 父が守ってくれている と言う
言われるとわたしは ふふ と控え目に笑い流し 身体に縛られない分 忙しくなった故人を 労いたくなる
守る とかわかんないけど その死は確実に わたしの力になっている と言うか しなければならない と意識する
今年の桜は この地でも早く もう散り始めている
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