申告で バタバタしている間 下のコが家を離れてから 二年が過ぎていた
そうだなあ こんな時期だった あの時の胸の 張り裂けそうな感じは 忘れられないが もっと前の気がする
そのコが 新たに引っ越して 要らなくなった布団を そのうち送り返す とか言っていたが
受け取れなかった荷物に まるで覚えがなく 目黒からだとなって でも知らない女の名前で まさかそれだとは 思わなかったのだ
なんだこれわ 誰だよお前
世の中の 嫁の愚痴を溢す 姑の気持ちが 少し解る気がしたな 絶対わたしは違う と自信があったのにね
あ〜あ
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