ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2017年09月25日(月) 絵と詩

服を縫いながら
或いは
まだ形になっていない
生地を見ながらも
タイトルを考える

実際に完成すれば
アイテム名が付くのだけど
色や柄の一部を
切り取ってそのものを
どんな言葉にすれば
いちばん相応しく
表すことが出来るかを

それは
説明文とともに
服を作るのと
同じ位に大切な
悩ましくも
楽しい作業に違いない

今そこには
誰の添削も入らず
クライアントを
納得させられるような
テクニックも
数打つ程のコピーもない

ただ
わたしの世界を
彩るために
言葉を選ぶ
この最高の自由
それは
他の全ての過程も同じく

もっともっと
絵のように
美しい服を縫い
詩のように
それを表現したい


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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