居宅の利用者さんが 亡くなったので これからお通夜 という職員と
わたしは会った事がない その人の話しをしながら 最後の送迎を終え 急ぎ車椅子を下すと ルームランプが消えない
各ドアを閉め直しても 点いたままなので 一旦置いた鍵を 再び取りに行くのを 待っている間に 突然消えた
何なのー ってビビる職員に やめて これから独りなんだから きっとそういうシステムだ と言って送り出し ぱぱっと片付け
押入れの襖を開けた とたんに 互い違いになっている もう一枚の襖が 大きな音を立てて 下に落ちた
ええーっ 滑りが悪い ことはあっても どんなに中に モノが詰まっていても 落ちるなんてコト かつてなかったんだけど
と思ったが そのオドロキを シェアする相手もおらず シンと静まり返り 玄関の灯りを消して 真っ暗な中 鍵を閉めたワケだ
家に着いてみると なあんか忘れ物いろいろ よっぽど ビビッてたんだろうな わたしらしくもない
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