どうやらあの 狂ったような 大掃除で お気に入りだった パンツを捨てたらしい
いくら探しても 見つからないので 恐らくそうだろうと 諦めて 同じパンツを 再度購入した
それから とっくに支払った と思っていた 随分前の請求書が 再度送られて来て そちらも同じく 捨てたらしい
なんか お盆を挟んで 向こうとこっち 隔世のような 次元が違うような ヘンな感覚である
要るものまで 捨てる位に 思い切った行為は あの後もじわじわと 自分の中に 浸透している
あれが出来たのは 奥底から エネルギーを 引っ張り出して ひたすら壁と 向き合っていたせいだ
それは オフの作業 でしかなかったが そんなことでは 到底終えられるワケもなく 全霊を要求され続ける
何かの席のために 黒い着物を着て 裾模様がないそれを 喪服と気付きながら でも着たい と思っている夢を見た
弔うとするなら きっと それまでの自分自身だ わたしはまだまだ これからも変化する
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