ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2013年07月29日(月) 合鍵

記憶の中の
その場所は
想像していた
お店の雰囲気と
二重映しになっていた

実際は
水に浸かった位置まで
土壁が露出し
床板が外された
骨組の下の土から
緑がびゅんと伸びていた

襖や障子も
経た年月とともに
荒れてはいたのだが
でもそれでも
そこに居るだけで
空気が違うのを感じた

残っている壁の表面を
指で少し落とすと
うちの砂壁よりも
ずっとやり易そうで
直ぐにでも取り掛かりたい
気がしたのだが

とりあえずは
プロの手が要る部分を
見極めてもらってから
ってコトで
この話しにはぴったりの
知人の顔を思い浮かべた

そうして
帰りには早くも
合鍵を作って渡され
急激な展開すぎて
相変わらず戸惑いつつも
胸が一杯になったのだった


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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