薄寒いような 空気のなかで 本格的な春を待っていると 実は突然の夏日が来て 定かでないまま 春は逃げてしまうのだ
そんな風にかどうか 縫い欲も 遠くなりにけり を反省し ちょいと着物に こころを寄せてみる
あそこは着物の墓場だ と友人が 言い得て妙のある所へ 行かないようにと くれた着物の数々
ここが 墓場二号とならないように と思っている傍から 男物の絹更紗や 手織りの真綿紬に どうしてもの気分になり
暫く抑えていた 収集欲が爆発 だって今は 太陽も金星も火星も わたしの金星を 刺激しているじゃん
って だから 縫い欲は何処へ 墓場とならないように 足掻かなきゃ
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