最近たまに帰りの一番遅い便の送りには付き合うが昨日は初めて朝のお迎えの補助に出た見慣れた川面の青と緑の山々を眺めながら裏道に入るともうほとんど黄金に色づいた田んぼに赤トンボが群舞していた思わず声を上げながら沢山の赤い点々が泳ぐように動くのをひとつも見逃したくないような気持ちになったいつもならばたばたと過ぎる朝に眼が憩う素敵な瞬間に出会えてなんだかすごおく得した気分になって弾んだまま一日を過ごしたのだった