昨日のイブは 施設のクリスマス会だった
そこに至るまでの利用者が多く 食事介助にオムツ交換に ふと全体を見ると 怖くなるのでやめよう と職員と言い合わせて ドタバタの一日
サンタが配った お菓子の袋には 細かいシゴトが苦手なメンバーが ため息をつきながら作った クリスマスタグがついていた
人がわんさかいる中で 隅っこにひっそりと ひとり立っていた彼女に これだけは と思って そのタグを見せながら 労いの言葉を掛けた
頷いたか はいと言ったかは よく判らなかったのだけど その後彼女は 何か手伝うことはありますか と小さな声で言った
そうなのだな きっと彼女はじいっと そんな風にして バタバタする職員を見ていたのだ そして 他人事とは思わず 手を貸してくれようとした
すごいな
よく笑うようになって たまには自分から 何かおしゃべりすることもあって その変化に驚いていたけど さらに状況を見る視点まで 持てるようになったのだ
いろいろと 反省点ばかり浮かんだ中で そのことが やけにじんわりと 心に沁みたのだった
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