二階の窓から 外を眺めると 自分を取り戻した かのように落ち着く アルカイックスマイルが 何とも柔和で愛らしいコ
けれども そこには手すりがなく 一階の屋根瓦が 斜めに続いていて 乗り出しそうな様子に 眼が離せない
一旦窓を閉めたら 何とか開けようと試みて ダメと判ると 人の手を乞う 開かないよと示したら さあそこからが豹変
根負けして 再び窓辺の人になり カーテンを後ろに巻いて 曲げた両腕を ばたばたする姿に 飛べない鳥を見た
同じ名前で括られた ここにまた新種の人間 障害をどう思う なんて当事者から聞かれても そんなざっくりした質問には 答えられる訳がない
それは 人間を語るに似て みんな違う としか言いようが無く ただ同じなのは みんな飛べない鳥 だってことかもしれない
|