知人に付き合って 実に20年振りぐらいで 法務局という場所へ
毎日通っていた頃 それは都内に近い所だったが 午前中は人でいっぱい 謄本が出るのに時間が掛かり 申請だけして 午後一で受け取りに行っていた
けれども 田舎のせいなのか 閲覧しているのは 作業着を着た人が数名だけ 机も少ないし 待っている人なんて皆無で 拍子抜けしてしまった
で 出てきたのは 内容がデータ化してあるもので こちらは全ての登記事項を 確認するつもりだったので 登記簿を出してもらった
所有権移転とか 抵当権設定に抹消 それはなんだか 深淵な他人の裏側を探るようで 単純に記録された文字列に それ以外のものも読み取れる
動かないでいる間 あれこれ想像しては 悩みを膨らませていた知人は 随分ホッとしたようで 提案したわたしも 予想外の結果に 胸を撫で下ろした
お礼にと モーニングをご馳走になり お土産にケーキまで頂いた そんなつもりは全く無かったが こんなことで 過去の経験が生きて 本当によかった
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