ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2010年09月02日(木) フロンティアスピリッツ

日本の
洋裁の歴史について
ちょっと勉強してみると
もともとは
着物をこわして
直線を生かした服を作るのが
始まりだったようだ

それは
戦後の物のない時代に
和裁の心得のある女性達が
手縫いで家族の服を
しつらえたもの

和服より動きやすい
という意味では洋服かもしれないが
外国からの洋裁の技術を
使っていないという点で
独自のものになっており
和洋裁とでも呼ぶ方が相応しい

いわゆる洋裁と言われるものは
もう少し後になって
一部の豊かな人達が
外国で学んだパターンをもとに
学校で教えた技術で
経営の手腕とともに広がった

今の
文化式ドレメ式は
その頃からの流れであって
最初に原型という形ありき
の成り立ちは
そもそも
着物をリメイクして作るという
日本特有の服作りとは立場が違う

目の前にあるものを工夫して
生活の役に立たせる
というのは
まさに無人島研修だ
何がなくても
新しいものを産みだすという
逆境を生き抜く力

沢山の命を失ってなお
家族を守り生かす
ギリギリの状況で
精一杯生活していた女達のリメイク
それこそは
前向きに未来を切り拓く
フロンティアスピリッツの塊だったのだ


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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