ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2009年05月26日(火) 着物の輪廻

今年は今までになく
自分にとってのリメイクが
大きく深く
転換していく年になる

いや
まだ半分も過ぎちゃいないが
既に
なった
と言ってもいい
このところ
しつこく考えていた
カーボンオフセットという
判り難い概念のお陰で

詳しい説明は省くが
人間は生きているだけで
二酸化炭素を排出し
この地球のガン存在なのだ
という前提に立ったとき
それはまるで
性悪説に基づいた宗教のようで
モヤモヤとしていた数日間

生活レベルで多少の差こそあれ
あんたこんなに悪いのよ
と言われているようで
あえて古い着物を選ぶ
という自分への縛りの意味が
根底から崩れそうな気さえして
いやいやそれはないだろうと

排出権をお金で買って
永久に土に還らないものを
作り続けている企業は
それでも
何もしない所よりはマシ
なのだろうか
そうじゃないだろうと
金で解決するもっともっと手前で
やれることがあるはずだと

それはそのまま
自分にも当てはまり
さらには
ただ古い着物を
リサイクルに廻したからと言って
次に作られたリメイク服が
輪廻の最終段階としてしまっては
突っ込みどころがあり過ぎる

なので
製作過程で
必要最低限のミシンアイロン掛け
というものに意識的になること
に加え
より着物に近く
再び作り変えることができるような
布の余力を残したリメイク
が必要なのだと結論

それは単に
頭の中で理屈をいじっただけ
かもしれないが
そのセオリーを当てはめることにより
一度きりの気まぐれではなく
永続的に作り続けられる
かたちのバリエーションの
いちばん根っこの所が決まる

リメイクはしょせん
遊びみたいなものだが
だからこそ
より面白く遊ぶためにも
きちんとした
ルールが必要だったのだ


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ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

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