うちじゃ稼げないから そっちで頑張ってくれ
と バイト先の社長に言われたのは 心底からのエールだったのか 今日はいつもより少し長く お昼休みに店番を代わってもらい オーダーの打ち合わせに わくわく市に顔を出した
初日にわをんの服を 褒めてくださり 手持ちの着物で ストールベストと同型を というご希望のお客様と 詳しくお話をさせていただいた
目的の着物の他にも 絽の着物がふたつあって そのどちらも 服に仕立てたいご様子だったが とりあえずは一点 まず仕上げてみてから ということになった
あれもこれも と 眼を輝かせて広がるイメージ それをトントンとかたちにするのでなく 家に帰って また他の着物も点検してもらい ゆっくりかたちにしましょうと 一度作ったら 一生着られる服にしますからと
もちろん お直しにも対応しながら お客様のこれからの 人生とともにある服を 一緒に相談しながら 作り出して行くシアワセ
そうだ わたしの中に 決まったかたちがないことは 不安の要素が大きかったけれど 誰かとそれを探っていく作業には コミュニケーションという 別の楽しみが加わるのだ
それはたぶん ネットでは実現できない 直接顔を合わせ 微妙な言葉のニュアンスや カラダ全体から感じ取る何かをも 全て含めてかたちにしていく作業
こんなオーダーメイドがあってもいい というか これがわたしらしいやり方かもしれない わをんのリメイクが 想像もしていなかった 新しい段階に踏み出した気がする
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