余韻に浸ることもなく もう数日過ぎてしまったが 先日桜を観に行った先で 思いがけなく古物屋を見つけ 予定にない買い物をしたのだった
たまたま停めた駐車場の すぐ脇にそのお店はあって まずは外にかご盛りになっている 杯や小皿に引き寄せられ 靴を脱いで上がりこみ ひと通り商品を見て回った
残念と言おうか 良かったと言った方がいいのか 着物はなかったので かなり悩んで選び抜いて 白地に桐と鳳凰の手描き柄のと 青磁の小皿を二枚ずつ購入した
本当はもっと 揃いで買った方がいいのだろうが 今の状況は とてもそんな散財できるはずもなく しかも買ったあと 未だに忙しくて 荷解きもせずに放置してある
けれども 古物を見るときは 時間が止まってしまう ちゃんと腰を据えて良い物を発見しようと スイッチが違うところに入る それがなんとも心地よくて あーやっぱり好きだなーと 確認した瞬間なのだった
|