この頃 暑くて台所で火を使うのが 嫌な季節になってきたので 敢えて料理にちからを入れなければ という意識が強く働いている
お鍋に豚汁に煮物 大量に男爵を茹でてコロッケとか ハンバーグは焼いてからさらに煮込む 常備菜作りにも余念がなく 紫玉ねぎや大根を酢漬けにしておいて そこにボイルイカとか 酒蒸しした鳥の胸肉をからめたり
体力を消耗する夏に きちんとしたものを食べさせたい という思いがあるのだが リスがいるのも マメに食材を仕入れる要因のひとつで 好きなひまわりの種以外に なるべく新鮮なものをあげたい
いつものリンゴとキャベツに加え 人参にプチトマトに枝豆にとうもろこし キャベツは端から全部しゃきしゃき齧るが 皮がついているのは必ず器用に残すのが もう見ていて本当に飽きなくて これはどんな風に食べるんだろうと 半ば実験みたいな気分もあって
今日はやたら嗅ぎまわっていたので ケシの実と黒ゴマの粒をあげてみたら 皮を剥く行為の限界がゴマと判明 ケシは噛みようもないのでお気に召さず ゴマはあの極小の粒を 小さな両手で持ちながらモグモグ すると下にはぱらぱらと 薄皮だけが落ちてくるという具合
すげー こんな繊細な技ができちゃうなんて もう奇跡に近い いやもっとも あの小さなカラダの造形には 神業を感じずにはいられない ぴんと立った耳やプリッとした肉球 指の先に伸びた細い細い爪
自然の恵みをたっぷり食べて おまえも健康で長生きしてくれよと いつもいつも思うのだった
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