売約済にさせてもらっていた リメイク服2点をお届けに お得意様のお宅に伺った
わくわく市にいらした時に聞いていた もらったと言う沢山の反物を 片っ端から披露してもらい 初めて見る布たちを前に お休みモードの頭がしゃきっとなった
彼女は普段 着物を着る人でもあるのだけれど 好みはとてもはっきりしていて わたしが作った服も 試着はおろか 値札も見ずにスッパリ決めてしまう こちらが心配になるほど 男気に溢れていてカッコイイのだ
お互いに あまり好きではない柔らかものが多く けれどその中に これはというツボのがあり ノースリーブの夏のワンピースなんかいい ということで盛り上がった
んで 突然の展開で オーダーを受けることになった そういう話は以前からあって とても荷が重いとお断りしていたけれど 今なら 彼女の服なら チャレンジできそうな気がした
布も作るかたちも決まっている それは滅多にないことで なのに これから新しいものを縫えるトキメキは いつもと少しも変わらない むしろ 次の一歩が決まらずどろどろのわたしに カンフル剤をくれたのだった
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