ゆりゆり日記
ただ知ること
過去にあつめたカケラで出来る絵は
その瞬間瞬間ごと
いつも完璧だということ
そうして明日を未来を生きていく

2007年05月16日(水) ホトケのミシン屋再び

売り物予定のパンツは
織り感が素敵な
絹麻を使うつもりで
線だけを引いた状態で
まずは端の始末を
あまり布で試し縫いしてみた

すると
どうしても縫い目の下で
生地が縮こまってしまうので
なんとか綺麗にできないかと
いろんなステッチを掛けてみた
一番ましな仕上がりを発見したものの
他に方法はないかと
購入したミシン屋さんに相談

針と糸をもっと細いのに変えても
結局生地が薄いから無理だろうとのことで
やっぱりわたしが考えていた方法が
一番ましだが
こういう生地にはもうロックミシンだ
そうじゃないと折角の生地が勿体無い

また困るようなコトをおっしゃるのだ

そしてさっさと店のロックを出し
あっという間に美しい端縫いを見せてくれた
そしてその手触りはとても柔らかく
いくつもの縫い目が集まるパンツの股下には
まさに理想の仕上がり
しょせんいくらいいミシンでも
普通の家庭用だけでは限界があることを
思い知らされたのだった

けれどかといって
さすがにもうこれ以上高価な買い物は無理
するとまたおじさんはホトケ心を出し
ここで縫ったらええ
と言ってくれたので
いくらなんでもとちょっと躊躇したものの
ずうずうしくお言葉に甘えてしまった

いつもなら
縫い代に沿って裁ってしまうところを
今回に限ってあえてしていなかったのが幸い
生地に合った糸まで準備してもらい
タカタカタカ〜っと軽快に
全てのパーツの端縫いが終わってしまった
うーん恐るべしロックミシン


その間も
売り物を作るならロックミシンだと
おじさんの説伏は続き
話しているうちに
わたしがロックを使いたくないと
思っていた理由が
まったくの勘違いから来ていたことが判明

とはいえ
たぶんそれが必要になるのは
こんな薄物で
端いっぱいまで使わずに裁ち
しかも縫い代を割る必要がある時ぐらい
と考えるが
肌へのあたりを優しくしようとすれば
袖ぐりだって脇だって
ロックミシンの方がいいに決まっている

そんなわたしを見透かすように
今使っている店のを半額にしたげる
とおじさんは言うのだが
それだって相応の出費になってしまう
すると突然思いついたように
中古で出物があった時に安くまわしてあげよう
と言うので
限りなく安くねとお願いした

はー
まったく
どうしてこんな展開にと思うが
縫い時間は短縮されるコト間違いなしで
また少し
苦手な縫いが
好きになれそうな気がするのだった


 < 過去  目次  未来 >


ゆりすこ [MAIL] [吉祥堂]

My追加