先日のこと ヘンなハガキが ポストに投函されていた
宛先面の半分以上を 別の紙が覆って そこに50円切手が二枚 その紙の下にはちょっとした地図があり 細かな字で説明がなされ その紙を剥がすと さらにまたびっしり文章が現れた
裏面には 藍大島を贅沢に使った リメイクジャケットの写真と その下のスペースにも 別の紙が貼ってあって どちらも文字で埋まっている けれどその裏面は 往復はがきのように貼り合せた もう一枚のハガキの裏だった
文字で書くとややこしいが 実際にそれを手にして あちこちをそおっと剥がしながら 解読するのはもっとややこしく たまたま一緒にいた友人が その人間像について予測した言葉が 電波系のひと
いったい誰がという疑問は 宛先の横にあった 川奈姉の家より でピンときた 先日売り場で出会った 神様ってやっぱりいるのね のあの女性だ 旅先での気まぐれでなかったことを わざわざこんな風に伝えてくれたのだった
あの時書いてくれた連絡先のメモは パソコン机の上にあって いつかその時が来たら 電話一本掛ければいいのだと思っていた 何がその確信に繋がるのかは きちんと説明できないけれど それは彼女の電波とわたしの電波が 一瞬で感応したせいかもしれなかった
そのハガキに 何をどう返信するのか 折に触れ眺めながら 相応しい方法が 湧いてくるのを待っている
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