愛なき浜辺に新しい波が打ち寄せる
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2018年08月14日(火) その白斑が伝説の娘であるしるし

(前回までのあらすじ)ピロ子はどこにでもいるちょっとドジだけど普通のかわいい女子中学生。フランスパンをかじりながら慌てて登校していた朝、スポーツカーにはねられてしまうも無傷。運転席から出てきたのは爽やかな男の子。「ごめん!ちょっと考え事(どうして他人を虐げなければ己を保てない人間が大勢いるのか)してて!」「いえ!あたし、へっちゃらです!(キュン!)」その男の子は、ピロ子のクラスの転校生だった。恋の予感に胸躍らせながら帰宅した日の夜、ピロの両親はとんでもないことを言い出した。「実はあなたは私達の本当の娘ではないの。あなたは、伝説の勇者と幻の国のお姫様の一人娘」「今まで黙っていて本当に悪かった。ピロ子には、この世界を救う使命があるんだ」
(嗚呼、お父さんとお母さんは、遠くの世界へ行ってしまったんだわ…)
 そんなわけで、必死で剃毛していったんですけど、やってもらえなかったんです、脱毛を。お客様の自己処理は不十分ですので今回は施術をいたしかねます、とかそんなんではなくて、私の内股に、ちっちゃい白斑みたいなんがあって、そのせいでできなかった。白斑があると脱毛はできないらしいです。それは事前の説明で聞いてたんだけど、自分の体に白斑があるとは思ってもみなくて、剃毛時に、「なんか内股に白いとこあるな?傷跡かな?」って思ったんですけど、それが白斑(かもしれない)とは。もういいからやって下さいよ…と思ったけど言えないけど。とりあえず、皮膚科に行って、白斑なのかどうか確認して下さいってなったんで、何もやってもらうことなくすごすごと帰りました。結構なすごすご感。この感じ、どっちが受けでも攻めでもいいんだけど、どっちかが、これは今日は絶対いけるな、と思って、事前に心身のメンテナンスを万全にして会いに行くとする。実際、そういう状況になって、服も脱ぎ合っていざ、ってなったのに、相手が突然、「ごめん、やっぱ今日は無理」って、すごい申し訳なさそうに言うやつ。えっ、ちょ、それまじで言ってる?ってこっちは動揺して、そこをなんとかって気持ちなんだけど、もう相手の様子が100パー無理なんです。したらもう、無理じゃないですか。無理なもんは無理なんで、食い下がっても仕方ないです。で、帰り道でさっそく皮膚科に寄り、これは白斑なんでしょうか!?と先生に詰め寄りました。サロンの店員さんは、皮膚科の先生に聞けば分かりますって言ってましたが、先生は、「それが白斑かどうかは分かりませんね(素)」って言いました。えっ、じゃあどうなんの。「どっちにしろ、その部位を避ければ、脱毛には支障ないです」そうなんだ、よかった!「というのが僕の意見だけど、店の決まりは店の決まりだろうから、店がダメっていうなら諦めるしかないでしょうね」シクシク…。とまあ、そんなわけで。でも、結果的には脱毛やってもらえることになりました。やってもらえるんかい。かなり頑張って店員さんと電話でお話しました。先生が大丈夫って言うんで、できればやってほしいんです!って頑張って言った。ここ数年で最も自己主張した。他にもっと主張するとこあるやろ。とりあえずやってもらえることにはなってるんだけど、なんかなー、ほんとにやってくれるんかな。じゃあやります!って感じじゃなかったんだよな。じゃあやりますけど…ってくらいの感じだったんで、どうも不安だな。この顛末を、職場の若い女の子に話しました。若い子なら、VIO抵抗なくやってるかなって気持ちもあり。そしたら、その子は全然脱毛に関心がなく、話が脱毛から整形やダイエットにも及び、「人間の本質というものは、そんなところ(外面)にはない」ってことになりました。確かにそうである。もっともである。私は何をしているんだろう。でもします。私、脱毛します。何故ならもう契約済みで、カード切ってて、キャンセルしたらキャンセル料が発生するから私は脱毛します。だけど正直やや後悔している。


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