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2004年12月10日(金)
 漢方好きなやぶ医者。


ほうれん草鍋♪レシピ
アボガドとリンゴのマヨサラダ
みかんの缶詰
白ワインワイン覚書
(フォーシーズンズ)





出勤前に病院へ行く。
ワタシの見立てではこの風邪は間違いなく喉風邪で、喉の痛み腫れを抑える消炎剤と抗生剤、そして総合的な風邪薬を飲めばかなり回復するはず。
ここへ引っ越す前に長年通っていた某病院では、必ずその手の薬と、ベタなイソジンを処方してくれていた。
しかし、時間と身体の調子との関係で、しぶしぶ家の近所の内科に駆け込んだ時があるのだが、ここの医師がかなりの漢方好き。
あれは忘れもしない今年の2月。まだ風邪の引き始めの状態で出勤前に通院した時のことだった。
寒気がする、たぶん風邪だと思う、というワタシの意見をことごとく無視し、胃腸の調子や身体の火照りやダルさ、生理痛の酷さにばかり注目し、意味不明な胃腸系の漢方薬と婦人科系の漢方薬だけを処方し、いざ飲もうとした時に風邪薬が1つもないことに気がついたワタシは(気がつかなかったワタシもどうかしているが)、既に熱が40℃に達し、熱にふらつきながらも早く帰れと同僚達に言われながらもわずかに残った力で病院に電話をかけ、「風邪で通院したのに風邪薬が1つも入っていません。明日は木曜日でそちらはお休みだし、今日も仕事の都合で行くことができません。助けて下さい。」と言って、結局自宅まで薬を運んで貰ったことのある曰く付きの病院なのだ。

もう二度と行くまいと思っていたのだが、今朝も背に腹はかえられない状態だったのでこのやぶ医者へ行く。
そして何を聞かれても「喉風邪です。消炎剤と抗生剤と総合風邪薬を処方して下さい。」と壊れたオルゴールのように何度も繰り返したおかげで、思い通りの薬を手に入れることができた。

ヤッター!これさえ飲めば絶対に回復するはず。
しかし、さすがはやぶ医者。
調剤薬局で、処方された薬の説明を受けると、消炎剤、抗生剤、総合風邪薬、解熱剤、そしてそれに加え、こっそりと漢方の喉の薬までも処方しているではないか!?

さあどうする?
このままもらって帰るか?

しばし考えた後、ワタシは薬剤師にこう告げる。
「漢方は頂いても絶対に飲みません。外して下さい。」
薬剤師はこう答える。
「分かりました。今医師に確認してみますので少しお待ち下さい。」
薬剤師がさっきのやぶ医院に電話をする。
結果、ワタシの処方された薬の中から漢方の喉薬は外されたのだ。
つまりこういうことだ。
この医師はやぶ医者で、且つ、漢方で儲けようとしている悪徳医者なのだ。
そうだ、そうに違いない。
やぶ医者の策略にひっかからなかった自分を褒め称えながら、ワタシは会社へと向ったのであった。

晩ご飯は、いつもよりにんにくと生姜を増量したほうれん草鍋。
ぐっすり眠りたかったので、グラス1杯だけワインも飲んだ。




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あと1日行ったら休みだ。頑張ろう。


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