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2004年08月14日(土)
 夏休み11日目、其の一、米沢牛。

8月14日(土)、晴れ。

午前5時、寒さで目覚める。
昼間は30度を越える暑さだが朝方は10度前後になる山形の夏。
「朝冷えるから羽毛布団も出しておきなさい」という父と母の温かい助言を「平気平気」と聞き流し、窓あけっぱなしでタオルケット1枚で眠った娘は、ブルブル震えながら窓を閉め、押入れから羽毛布団を一枚取り出し二度寝に突入しようとしたところ、「オレのは?」と寝ているとばかり思っていた隣りの蓑虫の発言に心臓が止まりそうになる。
もう1枚出すのは面倒だったので、布団を横にして半分ずっこにして2度寝を始める。
が、1時間も経たないうちに今度は蝉の声。
朝からみんみんうるせー。
夕方はかなかなうるせー。
だけどジリジリジージーとうるさく鳴くあのグロくて憎々しいアブラ蝉の声がほとんどしないからまだましかな、、、と、耳を塞ぎ3度寝を試みる。

午前6時30分、結局3度寝は不発に終わり台所に行ってみると、父と母は既に朝ご飯中。
はぇーな、おい。
ご飯を食べたら近くの温泉に朝風呂に行くと言うので、蓑虫を起こし一緒に食事にする。


朝ご飯
 カマスの干物、つゆむらさきと隠元と菊のお浸し、
 きんぴら、トマト、塩鮭、
 白米、アサリとジャガイモの味噌汁。



隊長は母のきんぴらが大好きだ。
いつも美味い美味いとおかわりをして食べる。
一年に一回しか帰らない親不孝な娘婿なのに、こういうところで母のハートをがっちり掴むんだろうな。
母のきんぴらは薄味で油の絡み具合がイカスきんぴらだ。

朝食を終え、近所の温泉に行く。
山形はどの市町村にも温泉がある温泉王国なのだが、我家の近所も同様で温泉がゴロゴロ転がっている。
子供の頃から家族旅行と言えば温泉旅行だった。
そんな中、最近できたという宿泊施設のある市営の温泉に出かけた。
車で5分、1回300円、近い安いキレイの3拍子が揃ったこの温泉の湯は、色は麦茶のような茶色で、温度は低いけどあとからポカポカ温まり、持続が長いタイプの湯だった。ここができてから、我家で風呂を沸かす回数が激減し、そればかりか一日に何度も赴くこともあるそうだ。
そしてワタシと隊長も、毎朝ここでお世話になることになり、おかげで毎朝早起きができたのであった。


さて、温泉を堪能し家に戻り少しばかりごろっとした後は、昼食の為におでかけ。
本日の旅のメインイベントである米沢牛を食べに出かけるのだ。
行った先は父のお奨めのお店。



登起波(ときわ)
米沢市中央7丁目2−3 ��0238-23-4400
http://www.yonezawabeef.co.jp


高山同様、牛肉店が経営するこのお店は、創業明治27年のこのあたりでも有名な専門店。

すきやき、しゃぶしゃぶ、網焼き、ステーキと種類も豊富だが、一番人気はすきやき。
子供の頃を振り返ってみても、米沢ではステーキよりすき焼きのほうがメジャーなような気がする。
そんな中、ワタシ達がいただいたのは、サイコロ炭火網焼きコース。
自家製ソーセージから始まり、サラダ、150gのヒレ又はサーロインのステーキ肉と焼き野菜、そして美味しい牛テールスープ(又はお味噌汁)とご飯がセットで6,800円。
















タレは数種類あったが、もちろんワタシ達は塩コショウとレモン汁で。
表面だけさっと焼いて、、、、、、美味い、美味いよ!
特にヒレは柔らかくて旨みもあって凄くいい!!
サービスもとても良く、お肉もさることながらご飯がめちゃくちゃ美味いよ!!!

だけど飛騨牛と比べて割高だ。
あちらは単品、こちらはコース料理なので断言はできないけど、2割ほど米沢牛にはブランド料金が加算されているのではなかろうか。
サーロインは飛騨牛の方が断然美味くて安かった。脂の甘みが素晴らしかった。
それに、高山ではきちんと等級表示されたお肉を扱う専門店が多かったが、ここ米沢では牛肉店でもそんな表示を見たことなーい。
同じお金を払って食べるなら、きちんとした等級表示と良心的な価格の飛騨牛をワタシは絶対にお奨めするね。

愛国心で言うが、米沢牛よ、いい気にならずに目を醒ませ。



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