井上雄彦 最後のマンガ展 熊本版を観に行った。
すごく良かった。・・・って言葉じゃ足りないなあってくらい、良かった。
少し前に上野で開催されていたのが見たかったのだが、いろんな都合がつかず 見れていなかった。 熊本で開催ってことになったのはある種の運命? なんて言うと、言いすぎ だろうか?
見て行くうちに。 色んな、絵と一緒になった言葉の数々が、胸に迫るあの感じ。 マンガの可能性というものを、この目で見た。って気がした。
一人でも生きていけるように、強くなりたい。とか。 やわらかくてあたたかい、それが強さだよ、とか。 必然に導かれた、とか。 バガボンドという、宮本武蔵を主人公に描かれているマンガの登場人物たちが 紡ぎ出す、言葉の数々に深く共感して、胸打たれた。
本当の強さとは? っていう、永遠のテーマとも言えるそれが、このマンガ展 全体を貫くテーマ性みたいなものなんだなと感じた。
そして、特にラストがよかった。 まだ若い武蔵が父と対峙したその後に出会う、いくつものイメージ。 真っ白な部屋に大きな絵が5枚も6枚も描かれている。 その連鎖で余計に感動する。そんな感じ。
愛とは? なんて恥ずかしいけど本当は大切なことを、本気で考えちゃう。 そんな感じだった。
あと、私的にすごくはまっちゃったのは、たぶん小さい頃のおつうと武蔵が 「大丈夫?」 「大丈夫」 ってお互いにやさしく言う、その場面かな。 それがいちばん好きだったかも。
とにかくむちゃくちゃ良かったのです。 またもう一回観る。絶対。
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