よしもとばなな新刊「彼女について」を読んだが、ちょっとすごかった。 途中、ものすごく怖かった。 S・キングの小説みたいだった。 夜、読んでて顔も上げれないくらい怖いのに、ぐいぐい引き込まれて読み進む。そんな感じを久々に体験した。 そして、クライマックスに差し掛かり、かなり怖くてしかも夜中で、なんか世界に私一人なんじゃないかって気になっちゃって(笑)、このままじゃ眠れないかもしれない。と思ってた。 でも小説の内容的にはラスト10ページくらいに差し掛かり、ちょっと希望が見えてきた? そう思った時。 突然携帯の着メロが鳴った。 びっっくりした。 それはその日飲み会で会ってた子からの、他愛ない返信だったんだけど。 その、今一人じゃなかった、誰かまだ外で起きてる人がいる、しかも私にすごくいいタイミングでメールをくれたって感じは、怖くてつめたくなっていた私の心を、かなりのレベルで暖めた。 しかもその後の小説の展開が偶然にも希望にあふれていて、私の中ではキングのシャイニングという小説に通じる感じ、そのタイミングのよさときたら、ちょっと笑いが出るほどだった。 ありがとうと、相手にとっては訳のわかんない返信を(まあ説明はしたけど)打ちながら、こういうことあるから人との関わりには意味があったりするんだよなあ、だから何か傷ついたり、つらいことがあったりしても、簡単にはやめられないんだよなあと。 そんなことを考えていた。
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