日記

2007年02月14日(水) 「真贋」(本by吉本隆明)

これを書いているのは2月16日の話。
お誕生日で会社お休みをいただいていた私ですが。

そんな中、吉本隆明の『真贋』という本を購入して読んだ。
それがものすごく良かったのだ。

まえがきの、いじめについてのくだりである「いじめられる方もいじめる方も
両方問題児だ」というところから引き込まれ、読み進むうちに、そう! そう
ですよね! と思う箇所が随所にあり、読みながら目が覚めると言うか、
ぱあっと目の前が開けたような気持ちになった。

各章のテーマも、最初の方から、思わずいろんな意味で「うん」と頷いてしまう
感じ。
「明るさは滅びの姿」
「いいことばかりを言う人が増えている」
「あらゆるものに利と毒がある」
「一方的な視点で見る危険性」
などなど。

私は今日35歳になったが、これを読む前と読んだ後では私の人生は確実に
ちがう。などと思ったほどだった。
自分の今までの基本的な考え方は、まちがっていなかったんだ・・・と言うと
言葉がつよいが、それはそれでいいんだと、肯定されたような気持ちにもなった。
そしてそれは私にとって、かなり大きな収穫だったのだ。

今日、読むことができてよかったと、そんな風に思う。
この本について、いいと思う人もそうでない人もいるかと思うが、時間が
あったら読んでみられることをオススメしますよ。


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dona-chan