久しぶりに、去年の平安神宮のときのDVDを観た。 一年前の7月23日。 暑くて。でもライブが始まった途端に、気持ちいい風が吹いてきた。 風に吹かれて青空の下、鳥が飛んでて、ある種最高のロケーション。 兄のDVDというのは、その時々、観る時期によって感じることも違うんだけれど。 今日、特に胸打たれたのは、“INSIDE”だった。 聴いていて、自分の内面を見るような気持ちになる。 深い、深い歌で。 透明な水底にどんどん沈むような錯覚を覚える。 蒼い世界。氷の世界? そんなことを思うくらいに、つめたくて静謐なイメージを喚起させる。 そして青く透明な夕方の空の下で歌う、藤井フミヤという人を見ていて、 空とこの人って、何か切っても切れない関係性があるんじゃないかって。 そんなことまで思った。
内面と外面。 そのバランス。 がまんしすぎてもいけないし、出しすぎてもよくない。 そういうことを常々考えている。 それは自分をよく見せたいという自意識のようなものだろうか。 単にエゴイストってことなのか。
でも兄という人は、そういうのとっくに超えたところにいるようにも思う。 そこに憧れてやまないのだ。 遠く遠いところにいて。かなわない何か。 宝石みたいにかがやいている何か。
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