日記

2004年05月20日(木) Cloverfield(ALBUM by 藤井フミヤ)

不覚にも一日遅れで購入した。兄ニューアルバム『Cloverfield』。
結局私はこの人の歌う曲について、基本的に何を聴いても、良いと言ってしまう
のかもしれないけど。
正直言って結構やられた。
ああ〜やっぱり私はこの人のこと好きだなあ!と。
そんな風に思ってしまったのだ。またしても。

1曲目。“love & drive”。
英語詞部分のわざとらしいいやらしい歌い方が異様に好きだ。笑
ああ、LAロックね、なるほどなるほど。と、ろくにLAロックというのが
どういうものかも知らないくせに、聴きながらうなずいたりしてみる。笑
私の中でチェッカーズ曲“Free Way Lovers”みたいな感じ。
建物が横長でまっすぐ道が、未知の世界に続いている。
地平線とか見えるような感じで、気持ちよくて、風に吹かれてるような
イメージだ。
2曲目“記憶(Cloverfield Version)”はシングルでも聴いていて、
すでに聴き慣れた感もある1曲。
つづく“Thrill up”もまた然りだが、聴きこんだせいか、あるいはアルバム
3曲目という位置付けのせいか、数段イイ曲に聴こえるのは気のせい?だろうか。

そして“Tiffany's Diner”かわいい!笑
でも、微妙に昨年夏のアルバム『Right Here! Right Now!』の中に入っていた
“Good day”という曲とかぶるような感じで、少し残念な気も。
でもでも、サビのところはかなり好きだと思う。
ほんとかわいい1曲。

“NO FAKE”。
“狂気か? 涙か?”という所。かなりいいフレーズだと思う。
ライブで見たらカッコいいだろうなあ〜! 中盤? スローの前とか?
などと妄想はふくらんでいく。笑
“あどけない♪”のところのメロディーというか、リズムの流れの意表を
突く感じが、かなり秀逸。

6曲目、“Close”。
歌詞を一度、読んだだけでうるっと来て。
曲を聴きはじめて最初の方、サビ部分にさしかかる前のところで、
既に泣いてしまったじゃないか。
もう、なにこの人。って思う。
私の心をかきまわす。
声ひとつで。って。そんな風に。
なんにも考えられなくさせる。
それすらヤバイのかも? 一般的に言ったら馬鹿みたいな話?
それでも。その声の力。
ただ単に歌が上手いというだけなら。
人をそれほど感動させるなんてことは、無いんじゃないかと、そう思う。
感情移入して歌っていると言うよりは、自分の心の一部分、ほんの心の
かけらみたいなものかもしれないが、それが声にあらわれていると感じる。
どこか本音のところが。見えている、なんて聴き手に思わせるのは、それこそ
技術なんだろうか。それとも、ツラさと背中合わせの真実だろうか?
歌い方、声に乗って、本音の所が、にじんで見えたりしなければ。
こんなに胸打たれたりはしないと思う。

“Precious days”。このアルバムの中でメインディッシュ的な曲?
この歌詞、本当にそんな風に思っているだろうか?なんて思わせるのも
私はまんまと術中にハマってしまっているんだろうか。笑
孤独か。と思う。
永遠のテーマだ。私の中での藤井フミヤという人を考えるときの。
でも言わせてもらうなら。
私は、兄の瞳が輝いてるならそれでいいと思っているよ?
誰からなんて言われても、私自身が兄に対して批判的なときでさえ、
心の奥では常にそんな気持ちがあるような気がする。
そしてアナタの笑顔に、私たちの方こそ理由を忘れるのです。
あるいは我を忘れるとも言うかもしれないが。(いや冗談ではなく。笑)
そういう意味で、この歌詞を書いた森雪之丞氏、結構凄いと思った。
(的外れな意見かも?しれないけど。笑)

そして、ラストの“記憶”を聴いていて。
ああ〜。切ないなあ!って。
そう思うだけで泣けちゃうような気持ちになって。
そして一層、顕著に感じた。
あの人の孤独。
どうしてもひとりでいる人。周りに大勢、たくさんの人がいても、その人たち
がどんなにフミヤくんを好きでも、切なくってひとりな感じがしてしまう人。
私は何度も同じことを言ってるけど、やっぱりそう思う。
そして、年を追うごとに、その「あの人いつもひとりでいる」って印象が
増していく人。だと思う。
それだけでも泣きそうになってしまった。我ながらバカだなあ!と思うけど。
あの人には、そしてこの歌には、そんなことを無性に感じさせる何かが本当に
あると、そう思う。

バランスがいいか悪いかと言ったら、うーん。と思うところもあるのだが。
なんだか、こんなに切ないとか胸が痛いとか言う意味で、「うわ」って思う
アルバムも少ないように思う。私の中で。
イイ!って言うより、切ないアルバム。って、そんな感じがした。すごく。


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