日記

2004年04月29日(木) 誰かの願いが叶うころ(by宇多田ヒカル)

おばあちゃんが「新聞にチェッカーズて書いてあったけん」とビデオにとって
くれていた(ありがとう!)『速報!歌の大辞テン』を観ていたら、
2位の“哀しくてジェラシー”を歌う20年前の兄にヤラレた(笑)のは
もとより、思わず今週1位の宇多田ヒカルの新曲“誰かの願いが叶うころ”に
涙してしまった。

このタイトルはあんまり好きじゃないなあ〜などと、店頭でCDを見かけた時は
思っていたのだが。
その、思わず涙してしまった後では、「そうか。この曲とこの歌詞だったら、
“誰かの願いが〜”ってタイトルにするしかないかも」などとまで思う始末
である。

1曲通して聴いてみて。
久しぶりに、「なにこれ。・・・なんだろう、これ」なんて思った曲だった。
なんだこの曲。・・・この歌。って。

有無を言わせず心を揺さぶる、それくらい強い気持ちを感じてしまう何かが
たしかにある、なんて思った私は単純? 感動しやすくなっているだろうか?
でも。
透明感あふれるメロディーと、その声は。心に水みたいにしみとおる。
湧き出る泉みたいに?
そして、くりかえし聴いていて、この人が売れるのは才能だなあと思う。
あふれるなにか。
その名前のとおり、光みたいな何か。
嫌いだって人もいるかもしれないけれど、私は好きだ。
ツライことや汚さや弱さや、そういうのを乗り越えて進んでいく。
何かつよさみたいなモノについて考える。この人の歌を聴いていると。なぜか。

どうして人を好きになるって苦しいんだろう?
そんなことを歌っているように思う。
そして、全部の人がしあわせとは限らないと歌っている。誰かが幸せなとき、
その裏側では、そうじゃない誰かも必ずいる。そしてそれは本当のことだと
聴き手である私も考える。

でも、しあわせじゃないときに流した涙とか、ツライ気持ちとか、そういうのが
糧みたいななにかになって、いつか笑える日が来たときに、その笑顔は一層
輝くものになるかもしれないと。
そんな希望すらこの歌を聴くことで感じられると、それはすごいことじゃ
ないだろうかと。
そんな風にも、思ったのだった。


 < 過去  INDEX  未来 >


dona-chan