| 2003年06月21日(土) |
めぐりあう時間たち(N.キッドマン・M.ストリープ・J.ムーア) |
『めぐりあう時間たち』を観た。 なんていう映画。 一言で感想を言うならばそんな感じだ。
私はメリル・ストリープという女優が、実はそんなに好きではない。(というか、 どちらかと言うと嫌いだと思う。) 二コール・キッドマンも好きじゃない。 でもなぜか観た。何か惹かれるモノがあったのか? そうしたら。 その内容は、はじまって10分でかなり引き込まれちゃうようなものだった。
顔を変えてまでヴァージニア・ウルフという少し精神を病んだ女流作家の役に 挑んだという二コール・キッドマン。 その二コール演じるヴァージニア・ウルフという人に、どうしようもなく 共感する一部分が私の中にある。と思ったのは、私の単純さなのか。ヤバさ なのか? 涙が出るほど共感する部分がある。 そしてあのご主人。 二コールの(というかヴァージニア・ウルフの)。 あんな人にめぐりあったヴァージニア・ウルフの、なんという幸せ! エゴイスティックで。自分のことしか、自分と作品のことしか考えていない。 その幸せ。 他人の不幸など考えない。その幸せ。 そしてあまりの不幸。その、あまりの不幸。という風にも思った。
印象的なラスト近くの駅のシーンで、 「人生から逃げたまま、平和は得られない」 という台詞がある。それもまた真実だろう。と私は思う。
それにしてもメリル・ストリープは、好きとか嫌いとかどうでもよくなる位、 ただ者ではない演技の上手さだといつも思う。相手役のエド・ハリスも然り。 しかしメリルという人は、なんの映画に出てもそれを自分の色に染めてしまう 感じがするのは、それも上手いということなんだろうか?
そして後半に出てくるクレア・デインズのものすごい可愛さときたら無い。 若さと溌剌さ、うつくしさ、ちょっと知的な感じ。あの印象的な眼。 そのフレッシュな感じは、何かフルーツを生で食べるような感じ。とすら 思った。
なかなか見ごたえのある映画でした。 もしかしたらまた観に行くかも?しれません。
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