| 2003年01月02日(木) |
FINALのビデオ観た。(ネタばれ有り) |
年明けから、我ながら濃いことやってるなあ!と思うがしかし。
チェッカーズの。1992年のラストツアー“FINAL”。 その最後の最後の武道館のノーカット映像のビデオは、解散の翌年に発売され、 私はその年に3回程観たものの、そのまま棚の奥深くに封印していたモノである。 観るのに、ものすごく気力・体力を使うので、ほぼ9年とか10年の間、 ちゃんと観ることが出来ずにいた。
去年の夏頃、やはりファンとしては見ておくべきかと、『FINAL TOUR BOX』という この“FINAL”ツアーの各地(北海道・仙台・横浜・福岡・大阪・名古屋・東京) での映像を断片的に収めた8本組ビデオを買って、その大半は観ていたが、 やはり最初に出た“FINAL”のビデオ、あの12月28日最後のライブの 武道館のノーカット映像というのは、全然特別なもので、だから相変わらず 観れずにいた。
しかし解散から10年経ったということもあり、10年は節目だという気持ち から、元旦早々観る気になった。 そんで、観た。
やっぱり涙ナシには観れないねえ!笑 なんでだろう。と思う。10年も経つというのにこの生々しさって一体?と思う。
1曲目FINAL LAPから、かなり来る。享氏とユーちゃんと尚ちゃんが、3人で 円形ステージの中央に集まってる姿とか。見た瞬間に「うっ」とか思う。 勿論、ボーカル陣が登場するところだって例外ではない。 それは、やっぱり「最後だ」という気持ちが影響しているのかと思うけれど。 それだけじゃなく、兄はその時39度もの熱を出してるんだから、心臓に来る のも尚更だ。 ギザギザも、YELLOW CABも、80%も切ないことこの上ない。 NANAではツラそうな兄の姿に「がんばれ!」などと真剣に思ったりする。 Lonely Soldierにも。I Love you,SAYONARAの前奏で、倒れ込んでみたり。 夜明けのブレスの、間奏の尚ちゃんのソプラノサックスに泣けてみたり。 中盤、アコースティックコーナーで、どんなMCしてたなんて、すっかり忘れて いる自分に驚いてみる。そりゃあ9年も観てないなら当たり前の話だが。 涙のリクエストや時のK−City、神様お願いにも「来るなあ!」なんて思って。 そして後半、HELLOからのダンスナンバーの懐かしくも狂おしいあの流れ!笑 「チェッカーズは好きですか?」という、魅力的な兄の問いかけ。 ミセス・マーメイド、HEART IS GUN、愛と夢のFASCIST、IT'S ALRIGHT、 See you yesterday、90's S.D.R.という、チェッカーズのアップ曲の集大成も。 一番最後に、ラストシングルのPresent for youを歌うところも。 すごいと思う。構成的に。まさにチェッカーズの集大成って感じがするからだ。
本編が終わって、割と思ったより落ち着いて観れたせいもあり、BBSにこんな風 に書き込みをした。
なんか。号泣するとかではないんだけど。改めて知るなあ! どれだけこの人たちのことが大好きで大切で大事だったかって。 どれくらいこの人たちに助けられたかって。 なんで10年も前のことなのに、気持ちだけタイムスリップして、こんなに 胸が痛くなったりするんだろう? 新年早々濃いけどさ。つくづくそんな風に 思うよ。
・・・なんて。笑 落ち着いてるつもりでも、かなりキテるだろうか。
そして、本当にそこまでは割と落ち着いているつもりだった私、アンコール1回目 で、そんなのどこかに行ってしまうことになる。笑 兄が泣いてんのに、冷静じゃいられないよ。っていうのもあるけれど。 Long Roadと、Friends and dreamと、Standing on the Rainbow。 そのどれもがチェッカーズの、チェッカーズによる、チェッカーズと私たちの ための曲だったと思うからだ。 もう、気付けばぼろぼろ泣いていた。Friends and dreamのコーラスとか。 Standing on the Rainbowで、ライトが虹色にどんどん点いていく感じとか。 考えてみれば、泣かずに観れるワケないか。って、後から思ったけど。
そしてアンコール2回目。チェッカーズはずっと、アンコールは1回しかして こなかった。(たしか東京ドームの時1回だけ?アンコール2回したのかな?) この“FINAL”のツアーだけ、アンコールが2回あって、この日は会場に入れな かった5000人のファンのために、武道館全部のドアを開けて、外にも聴ける ようにしてあげたという。 私はあのとき、チケットがないのに東京までは、とても行けなかった。 でも行きたかった。そんな気持ちもあの場所に届いていただろうか。・・・なんて 10年経つと、思わず感傷にひたりたくなったりもするけれど。 Rainbow Stationというユーちゃん作曲の、皆が幸せになれるようなレゲエの曲、 会場皆で何度も何度もリフレインして歌う。 ビデオを観ている私も歌う。今でも涙が出る。お願いだから解散しないで。 なんて今でも思って!笑 そして、その後で。 最後に、I have a dream#1歌ったなんて、全然忘れてた。 涙が出た。そこでも。
やっぱり10年経っても、ダメなものはダメなんだなあ!とつくづく感じ入った 3時間でしたよ。
そして。 最後の最後に享氏が。メンバー一人一人がコメントを言う中で、こう言っている。 すごーく沈黙した後で。ファン一人一人に語りかけるみたいにして。 こんな風に。 「・・・よく、雑誌とかでね。ステージとかでも、皆への言葉とか、カンタンに まとめて言ってるけど、本当はすごく言い足らないわけよ。 2時間くらい話し込んでもいいって言うかさあ。・・・皆と。 ・・・ で、皆もチェッカーズはすごく好きだと思うし、 でも、これだけはわかっておいて欲しいんだけど、 本当ーに好きなのよ。俺たちも、チェッカーズが。 うん。 今からほんとに、私はチェッカーズのファンだったってことを、胸に抱いて、 清く正しく、生きていって欲しいと、思います。 ほんとに10年間お世話になりました。 ありがとう!」
・・・と、言ってくれている。 それぞれにいろんな気持ちがあるから、こんな風に思ったのは私だけかもしれ ないのだが。 本当に心の支えになったのだ。10年前。フミヤくんの言葉ではなく、享氏の この言葉が。私の中で。 いちばんこの言葉に泣かされた。 こちらこそ、本当に本当にありがとう。って思った。 そんで、許すって思った。許すとかいうのもおかしな話だけれど、そう思った。
今見ても。本当にうれしい言葉だと思う。 そしてこの時から10年経って、少しずつ、色んな状況が変化してきている ことを、本当にうれしく思う。我ながらとりとめが無いけれど、10年前の私に、 心から、教えてあげたいなあ!って思うのだ。 10年待ってみな。って。 いろんなことが、ちょっとずつよくなっていくからさ。きっと。ってね。
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