| 2003年10月06日(月) |
民主党のマニュフェスト |
民主党のマニュフェストを見てみました。 まだざっとしか見ていませんが、とりあえず冒頭の記述をコピーしてみます。
一 失業のない、つよい経済を再生します。 1 景気を回復させ、「仕事」と「雇用」を生み出します。 2 「お金を貸せる銀行」をつくります。 3 税金のつかい道を徹底的に見直し、財源を確保します。 4 「経済再生5ヵ年プラン」と「財政再建プラン」を策定します。
二 税金のムダづかいをやめ、公正で透明性のある政治を実現します。 1 税金のつかい道を大胆に変えます。 (1)公共事業の無駄を止め、生活・環境重視に転換します。 (2)道路公団を廃止し、高速道路を原則無料化します。 2 官僚の天下りを禁止し、公務員人件費を縮減します。 3 政治家の不正を根絶し、議員定数を削減します。 (1)企業・団体献金を全面公開します。 (2)一票の格差是正をめざすとともに、衆議院の議員定数を80議席削減します。 ・ ・ ・ 五 国民の命と健康を守るつよい社会を実現します。 1 健やかさを保つ生活へと改善します。 (1)早期発見・治療で安心の医療を実現します。診療報酬改定プロセスの透明化を すすめます (2)350ヶ所の小児救急センターを整備し、小学生卒業までの医療負担を1割に 軽減します。 (3)カルテ開示・医療費明細書発行の義務化を実現します。 (4)「食」の安全を一元的に厳しくチェックします。 (5)安全を最優先し、原子力行政の監視を強めます。 2 犯罪に厳しく対処し、安全な地域を取り戻します。 (1)警察官の3万人増員により、落ち込んだ検挙率を回復させます。 (2)仮釈放のない「終身刑」を創設し、凶悪犯罪の罰則を強化します。 (3)ドメスティック・バイオレンス(DV)防止法を強化します。 3 国連中心主義で世界の平和を守ります。 (1)自立的な外交と国連機能強化をすすめます。 (2)拉致事件の解決など北朝鮮問題に正面から取り組みます。 (3)改めてイラクへの復興支援のあり方を見直します。 (4)犯罪対策の強化など「日米地位協定」の改定に着手します。 (5)大使等の民間登用率を2割に向上させます。 (6)地球環境保全に向けた基本法を制定し、環境外交を展開します。 (7)国民を守ることができる防衛力整備への転換を図ります。
具体的な内容を記述するだけ読み込んでいないので何とも言えないのですが、恐らく 注目となる経済政策については、これは景気回復を重視する政策ではなくて、景気の 安定(高止まりか低止まりかは問わず)を目指したもの。
どういうことかというと、これは経済効率、つまり生産性を良くすることを目指して いるから、お金を注ぎ込むのではなく、お金を回そうとしているもの。これでは バブル崩壊後の経済損失を再生できるものではありません。つまり、国民の収入を 増やす方向ではないということ。極端に言えば、小泉内閣が目指すところと同じで あると言えます。経済規模を大きくする政策ではありません。そういう意味では、 自民党と何ら変わらない政策とも言えるでしょう。
むしろ自民党の方がお金を注ぎ込むことに肯定的な人(抵抗勢力)が多いから、 民主党の政策は景気浮揚を望む人にとっては逆行する政策であり、このような人に とっては受け入れられないでしょう。これでは自民党の対抗とはなり得ません。
ある意味、自民党の政策は小泉首相と対抗しながら作り上げるものですから、国民の 目からするといいものができるかもしれないという期待が持てます。しかしながら 与党は自民党だけではありませんから、政府の大綱が自民党案だけで決められるとは 限らないところが我々にとっては悩みどころ。
そうそう。このマニュフェストには民主党の党員全員が署名していますから、この マニュフェストに反する政策を立てていれば、その人はアンチ民主党です。もし、 民主党の名を語ってアンチであれば、堂々と文句をいえることになるところが今回の 目玉といえば目玉でしょうか。
いずれにしても、どこよりも先にマニュフェストを作成した民主党に拍手。(笑)
PS.失敗した。9月30日の日記コメント。珠海の売春(買春)記事。 検索でバリバリヒットしています。興味ある人がたくさんいるんだなぁ。
はい。今日は曇りときどき雨。(東京地方)
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