しむちゃんのつれづれ日記
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2003年05月09日(金) 医療ビジネス

WBSで日本の医療機器の乗り遅れを指摘していました。
アメリカやEUにシェアを奪われているということです。

その理由として、

�’Р弔忙�間がかかる
�▲螢好�テイクができない
�0綛�共同が遅れている

を挙げていました。確かにその通りです。

ウチの会社も医療装置を製造・販売しておりますが、上記の3点は過去を
振り返ると確かにそうでした。

厚生労働省の認可は、その検査官の数と質の問題から、数をこなせない
体質でしたから、申請から2〜3年は当たり前に経過してしまい、商売の
チャンスとして時機を逃がしてしまうようなこともあります。

リスクテイクというのは、特に医療事故のことですが、装置の開発には
治験(つまり臨床実験)が伴いますが、その時の責任を誰が取るのかと
いうことです。確立していない医療技術で失敗した時の責任を医者が取る
のか製造メーカが取るのかということ。この問題があるから医工共同が
遅れていることにもなっています。

医療装置には診断系と治療系があります。
診断するためには、ある薬物を体内に投与して、それを検知して数値化
したり画像化したりします。その薬物や検知するための装置から放出される
電磁波やX線やレーザや電気系が人体に影響するかもしれない。
治療するためには、そのメカ的な動作により人体に影響が大きいかもしれ
ない、患部に照射するレーザや電磁波が患部以外の所に影響するかもしれ
ない、放射線の漏洩により汚染の影響があるかもしれないなどなど。

メーカの中にあるラボ(試験所)では確認できなかったことが、いざ人体に
適用してみると予想しなかったことが表れることもあります。だからこそ
医療の現場では治験ということをして、適用実例を作り、装置の信頼性を
確かめるわけです。患者は臨床実験に使われます。この臨床実験を繰り返し
いい結果が出てきて初めて役所への認可申請の運びとなるわけですから、
実用化の目処が立つまでに進む道のりは長いわけです。さらにはその許認可
までの期間が長いために、海外のメーカが先にビジネスチャンスをつかんで
しまうなんてこともあります。国内の医療ビジネスに対する発展を阻害して
しまっています。だから厚生労働省もシステムを改善してきています。

これから日本は少子化高齢化社会に突入するわけですから、いかに病気に
ならないかという予防の観点から、そしていざ病気やケガをしてしまった
時の早期回復の観点から医療費の増大を防ぐことが急務になります。です
から、医療ビジネスはまだまだ拡大すると予想するのは自然です。

とまぁ、ヨソの職場のことですから言いっぱなし。(笑)
というか、ちょっと宣伝。勝新太郎が入院した病院で治療した装置はウチの
会社が納入した装置です。といえばお分かりになるでしょうか。
さて、どこの病院だったでしょうねぇ。病院というか医療施設ですか。
日本で唯一の認可装置です。さてどこなんでしょうねぇ。知る人ぞ知る。

はい。今日は曇りときどき晴れ。(東京地方)


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