しむちゃんのつれづれ日記
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2001年12月20日(木) ワークシェアリング

今日の記事に三洋電機のワークシェアリングのことが載っていました。
労使交渉を終えての発表と言いますから、ずいぶん前から交渉をして
いたんでしょうね。

ワークシェアリングとは文字通り仕事の分担です。
雇用を確保するために既存の社員の労働時間を減らして新しい雇用を
生むというスキームです。来年度の新入社員の採用は例年の3倍と
いいます。これって画期的。というか、国内初の試みです。

社員全員が対象となりますから、否応無しに全社員の労働時間の減少
→収入の減少となります。事業部ごとに削減幅はこれから交渉という
ことらしいですけどね。ウチの会社もこれぐらいのことして危機感を
社員に味あわせなきゃいかんと思います。自分の首を閉めますけど。

「競争力確保のため、不採算事業の整理や一部製造部門の海外移転も
進め、将来的に余剰人員が発生する可能性がある。このため、雇用維持
を優先するためワークシェアリングを制度化することにした。」
(三洋電機)

ということですが、世の中の製造業は少なからず不採算事業を抱えて
いながらグッと踏ん張っている最中だと思います。単に切り離しとか
独立採算とか売却とかいうことせずに、どうやったら社員が幸せになる
か、日本の雇用体系の中で考えうる最良の方法かもしれません。多くの
人は自分の能力を信じてトラバーユしても、行った先で成功するとは
限りませんから、将来の不安が出てきます。特に製造業の現場に勤める
人たちにとっては。それがあるから組合としても会社の状況を鑑みて
無下に断れないんです。それこそ首切りが待っていますから。

さて今日の株式市場は下のニュースを好感し買いが続きました。

”柳沢伯夫金融担当相は20日の閣議後会見で、証券会社による株式の
空売りに対する規制について、「国際的な基準から見て、改善の余地が
ある」と述べ、規制を強化したい意向を示した。”

空売りに痛い目を受けていた人にとっては朗報です。
いつまでたっても落ちる一方でしたから。

米ゴールドマン・サックス東京支店が19日、空売り規制違反で証券
取引等監視委員会から行政処分勧告を受けましたが、柳沢金融相は
「違反を確認した上で厳正に対処する」と表明し、株価操作につながり
かねない空売りの規制強化の方針を示しました。
市場では「最近の銀行株などの下落は空売りが要因」との指摘も。

”低位株急落の大きな要因となった外資系証券による低位株への「売り
浴びせ」が今回の行政処分勧告により止まるのではないか、との観測
が市場で広がったことが今日の低位株全般の急反発につながったもの
と見られている。”(テクノバーン)

空売りするには東証への届出が義務付けられています。それを怠って
取引をしていたもんですから、しかも数年前に改善勧告を受けていた
にも関わらずやっていたことが今回の行政処分となった理由です。
かのGSもここまで落ちてしまったのかという感じがします。

外資はとにかく利益をあげることに専念しなければ会社から投資家から
見放されてしまいますから必死なのは分かります。頭脳明晰・即断即決
で成功する人たちも多いんですが、たまにこんなことされるとそれだけ
で信用が失われてしまうというのは厳しい世界ですね。でも会社に損失
受けてしかも行政処分とは。お金を扱う世界は怖いデス。

短期的に他人より裕福な生活を送りたいならば、外資金融関係あるいは
ベンチャーで成功することです。でもそれは能力のあるしかも強運の
持ち主であること。これらが条件でしょう。たいていの人はドロップ
アウトしていきます。そのあたりの厳しさに耐えうる人のみが業界に
残っているんです。あま〜い考えの自分にはきっと絶えれないでしょう。

いつ死んでしまうか分からない人生ですが、短い幸せより、長くても
人と変わり映えの無い生活があればいいと思うのは自分だけでしょうか?
考えは人それぞれですけどね。

はい。今日は晴れ。(東京地方)


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