『日々の映像』

2008年05月10日(土)  「メタボ」(2)男性の51.5%と半数を超える。

 厚生労働省は4月30日、2006年国民健康栄養調査の結果概要を発表した。それによると、40−74歳の男性では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる。またはその予備軍の人の割合が51.5%と半数を超えたという。

 4月1日からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に焦点を当てた「特定健診・特定保健指導」が始まる。メタボに当てはまる該当者と予備群を発見し、生活習慣を改善させる保健指導によって、生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)を防ごうという狙いだ。メタボに当てはまる該当者と予備群を発見したとあるが、ここまで法律で義務付けることはおかしいと思う。

 問題は「健診に関する目標が未達成だった場合、各保険者が「後期高齢者医療制度」へ支出する支援金に�爛撻淵襯謄�ー�瓩�課せられる仕組みになっており、加入している保険で国民に�犒鮃�格差�瓩�生じることも懸念されている」(キャリアブレインから)という複雑怪奇の仕組みが分からない。分かる人がいましたら教えてください。

 私は免疫学者阿保徹先生の強力なアドバイスに従って、がん検診は生涯受けないことにしている。がんになるのではないかと心配するストレスが、がんになる因子となっていくのだ。「メタボ対策で健康になるという根拠は、もともと希薄。特定健診・特定保健指導は、こじつけでつくられたような制度で、明らかにおかしい」との指摘もある。私も51.5%に仲間に入っている一人であるが、急な体重減は健康に良くないので、緩やかな体重減を目指そうと思っている。

40−74歳男性の過半数が「メタボ」
                2008/05/01 20:03 キャリアブレイン
メタボ健診「医学的におかしい」〜検証<健康政策に異変>
                 2008/05/01   キャリアブレイン
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40−74歳男性の過半数が「メタボ」
                2008/05/01 20:03 キャリアブレイン

厚生労働省は4月30日、2006年国民健康栄養調査の結果概要を発表した。それによると、40−74歳の男性では、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)が強く疑われる、またはその予備軍の人の割合が51.5%と半数を超えた。

 調査は同年11月、全国の3,599世帯を対象に、身体状況、栄養摂取状況、生活習慣の3つの項目について、問診や実測、記入式の質問票などで行い、その結果を基に実数を推計した。

 調査結果によると、生活習慣病の中で、糖尿病が強く疑われる人は約820万人、その可能性が否定できない人は約1,050万人で、合わせると1,870万人に上る。02年に行われた糖尿病実態調査による推計値1,620万人と比べ明らかに増えている。

 一方、「高血圧症有病者」は3,970万人に達し、「正常高値血圧者」1,520万人と合わせると、5,490万人になる。
 メタボリックシンドロームについては、すべての年齢層で男性の方が割合が高く、40−74歳では強く疑われる人が男性24.4%、女性12.1%で、予備軍と考えられる人は男性27.1%、女性8.2%。男性では合わせて51.5%、実に過半数が「メタボ」という結果になった。

 背景の生活習慣については、20−59歳で、男女ともおよそ3割が週の運動時間を「ゼロ」と回答。また、男性の20−39歳、女性の15−29歳、70歳以上の男女では、運動していないし、運動しようとも考えていないと答えており、意識の不足が目に付いた。
 朝食を食べない人の割合は男女共に20歳代で最も高く、男性30.6%、女性22.5%。また、1996年の同様の調査に比べ、ほぼすべての年齢層で高くなった。
 一方、夕食は特に男性で開始の時間が遅くなる傾向が見て取れる。20−49歳では、午後9時以降に食べ始める人が全体の3割を超えた。97年の同様の調査に比べ、70歳以上を除く全年齢層で9時以降の割合が増えている。


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メタボ健診「医学的におかしい」〜検証<健康政策に異変>
                 2008/05/01   キャリアブレイン
あす4月1日からメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に焦点を当てた「特定健診・特定保健指導」が始まる。メタボに当てはまる該当者と予備群を発見し、生活習慣を改善させる保健指導によって、生活習慣病(糖尿病・高血圧・高脂血症)を防ごうという狙いだ。メタボの基準について、厚生労働省は腹囲が男性85センチ以上・女性90センチ以上としているものの、「国が示す基準には科学的な根拠がない」という批判は少なくない。加えて、健診に関する目標が未達成だった場合、各保険者が「後期高齢者医療制度」へ支出する支援金に�爛撻淵襯謄�ー�瓩�課せられる仕組みになっており、加入している保険で国民に�犒鮃�格差�瓩�生じることも懸念されている。(山田 利和)

 「メタボ対策で健康になるという根拠は、もともと希薄。特定健診・特定保健指導は、こじつけでつくられたような制度で、明らかにおかしい」
 今年3月1日、「メタボより怖い『メチャド』ってな〜に?」(あけび書房)を出版した医師で労働衛生コンサルタントの服部真さん(石川勤労者医療協会城北病院副院長)は、メタボ健診について根本的な疑問を投げ掛ける。

 市町村が実施してきた従来の住民健診は、さまざまな病気の早期発見・早期治療が目的だったが、新たな制度では、糖尿病・高血圧・高脂血症の原因となるメタボを見つけ指導することに限定された。厚労省は、男性85センチ以上・女性90センチ以上をメタボの腹囲基準としている。

 しかし、メタボの国際的な基準は、世界保健機関(WHO)・米国コレステロール教育計画・国際糖尿病連盟による3つの基準がある。これらのうち、WHOと米国の基準では、肥満は必須事項ではなく、痩(や)せすぎのメタボ(痩せていても血糖・血圧・脂質などの異常が重なっている状態)も存在するとしている。また、国際糖尿病連盟のアジア人向けの基準をみると、男性の腹囲は90センチ以上となっている。

 これらを挙げ、服部さんは「国際的な基準に比べても、日本の基準は特異で根拠がないという批判が公衆衛生の専門家から相次いでいる」と指摘。そのうえで「メタボは、腹腔内の脂肪(内臓脂肪)が糖尿病・高血圧・高脂血症といった生活習慣病に関係しているのではないかという仮説の一つに過ぎない。メタボが従来の危険要因(高血圧、高血糖、喫煙など)の重複以上に意味があるという根拠は、世界的にも確立されてはいない。新たな制度は、メタボという科学的な根拠が明確ではないものを中心に据えていること、また、国際的にみても奇妙な基準で測定されることなど、二重におかしい」と強調する。

 このような制度の�犒膣扠瓩鮗┐掘�服部さんは「国が今やるべきことは、メタボではなく『メチャド』対策だ」と語る。
 メチャドとは、メタボリックをもじった服部さんの造語「メチャ・ド・リスク=メチャ(めっちゃ)・ド(どえりゃー:非常にという意味の名古屋弁)・リスク(危険)」の略称。メタボというと、不健康な生活習慣が原因とされているが、長時間労働や不規則勤務、身分が不安定な非正規雇用が増えている�犖柩儚丙広瓩量簑蝓⊃Χ肇好肇譽垢覆貧�働を取り巻く環境がメタボを含む国民の不健康を生み出しているのではないかという視点だ。
 英国では、生活習慣の違いで補正をしても、雇用格差や職業ストレスでメタボになる率に2倍以上の違いがあるという研究も報告されているという。

 「一口に生活習慣を改善するといっても、それを自分の裁量で変えられる人は少ない。労働時間の制限など労働条件を改善しなければ、生活の改善は個人レベルでは難しい。メタボの原因となる生活習慣の乱れは労働や社会環境などによって規定されている」と服部さん。
 そして、提案する。「新しい制度は、メタボにしか注目しないため、癌(がん)や鬱(うつ)病などで痩せても成果となってしまう。そんな、おかしな制度は見直し、誰もが健康で文化的な生活を送れるように、国が公衆衛生や社会福祉に努めることはもちろん、国民みんなで生活や労働、地域の環境を変えていくことに動き出すべきだ」
更新:2008/03/31 18:13 キャリアブレイン
 

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石田ふたみ