『日々の映像』

2008年03月13日(木)  中国の人権状況に懸念 米国務省が年次報告書で

 中国は世界で��1の外貨準備高を抱えるに至っている。これからは一党独裁での人権状況に、世界の厳しい目が向けられていくと思う。米国務省は6月11日、07年の世界各国の人権状況をまとめた年次報告書を発表し、中国について、「言論の自由や、チベットや新疆ウイグル自治区での宗教の自由への規制が強まっている」と指摘している。

五輪が半年後に迫った中国で、人権の擁護や民主の拡大を求める活動家らへの締めつけが強まっている。特に、「人権」や「民主」を求めただけで「国家政権転覆扇動」の罪に問われて逮捕されるケースが増えているのだ。日本の戦前の治安維持法に類似しているように思う。関心のある人は朝日新聞の記事に目を通してください。


中国の人権状況に懸念 米国務省が年次報告書で
              008年03月12日09時56分  朝日新聞
消息不明の北京の弁護士帰宅 「公安当局に連行された」
2008年03月08日20時06分 朝日新聞
中国で逮捕続々 「人権」主張は国家転覆扇動罪
2008年02月09日 朝日新聞

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中国の人権状況に懸念 米国務省が年次報告書で
              008年03月12日09時56分  朝日新聞
 米国務省は11日、07年の世界各国の人権状況をまとめた年次報告書を発表し、中国について、言論の自由や、チベットや新疆ウイグル自治区での宗教の自由への規制が強まっていると指摘した。著名な人権活動家で国家政権転覆扇動容疑で当局に逮捕された胡佳氏のケースなど、個別の人権侵害例も多く取り上げており、北京五輪を控えてイメージ改善に力を入れる中国の反発は必至だ。
 報告書は、北朝鮮やキューバと同じ「世界最悪の人権侵害国」としていた位置づけからは中国を除外し、司法改革などに一定の評価も与えた。
 北朝鮮については「抑圧的体制が市民生活のほぼすべての分野を規制し続けている」などと指摘した。
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消息不明の北京の弁護士帰宅 「公安当局に連行された」
2008年03月08日20時06分 朝日新聞
 6日夜から消息が不明になっていた中国・北京の人権派弁護士滕彪氏が8日午後、自宅に戻った。滕氏は朝日新聞の電話取材に「北京の公安当局に連行された。多くは語れないが、無事だ」と語った。
 法律家として人権保護に取り組む滕氏は、昨年末に「国家政権転覆扇動」容疑で逮捕された人権活動家の胡佳氏と親しく、「胡氏と五輪に関する発言をしないように」と警告されていた。今回の連行理由や、胡氏の事件との関係については「今は何も言えない」と答えるにとどめた。

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中国で逮捕続々 「人権」主張は国家転覆扇動罪
2008年02月09日 朝日新聞
 五輪が半年後に迫った中国で、人権の擁護や民主の拡大を求める活動家らへの締めつけが強まっている。特に、「人権」や「民主」を求めただけで「国家政権転覆扇動」の罪に問われて逮捕されるケースが増えている。国際人権団体は、北京五輪の誘致にあたって中国政府が掲げた「人権状況を改善する」との国際的な約束を守るよう求めるが、五輪が近づいて状況はむしろ悪化しているとの見方が強い。
 今月初め、浙江省杭州市の中級人民法院(地裁)は、著名なインターネット作家の呂耿松氏に対し、国家政権転覆扇動罪で懲役4年の実刑判決を言い渡した。
 呂氏は中国の人権弾圧、共産党・政府高官の腐敗などを批判する文章をネット上などで発表してきた。昨年9月に逮捕された。判決が言い渡された法廷では「民主必勝、専制必敗」などと叫んだという。
 米国ニューヨークに本部を置く人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチが北京五輪の開催まで半年を期に発表した声明によると、過去1年に逮捕されるか有罪判決を言い渡された著名な活動家は呂氏で6人目。中国の公安当局が国家政権転覆扇動容疑を名目にした逮捕件数は06年から07年にかけて20%増加したという。そのうえで、同容疑・罪の拡大解釈と乱用が「活動家を黙らせる武器になっている」と批判した。国際人権団体アムネスティ・インターナショナルやパリに本部を置く「国境なき記者団」なども、中国の人権状況の悪化に懸念を示している。
 目立つのは、北京五輪開催で国際社会の注目が集まることを人権状況の改善につなげようとする取り組みへの弾圧だ。黒竜江省で「五輪より人権を」と署名集めをした楊春林氏も国家政権転覆扇動容疑で逮捕された。
 一般市民への締めつけも強まっているとの見方が一般的だ。
 中国が巨大な市場として脚光を浴びるようになるに従って、主要先進国が人権分野で中国側に厳しい注文をつける場面は少なくなっている。ヒューマン・ライツ・ウオッチのリチャードソン・アジア部長は声明で「国際社会が北京五輪に絡んだ弾圧に沈黙すれば、その弾圧に青信号を出したのと等しい」と警鐘を鳴らしている。
    ◇
■この1年に「国家政権転覆扇動」で逮捕、有罪判決を受けた著名な活動家
・呂耿松氏 2月に懲役4年の判決。浙江省在住のインターネット作家。逮捕後、国際ペンクラブなどが早期解放を求めていた。
・胡佳氏 昨年12月に拘束され、1月に逮捕通知が家族に届いた。北京市在住で妻子も軟禁されている。エイズウイルス感染者の人権擁護に取り組み、北京五輪を期に今年を「中国人権年」とするよう訴えた。
・陳樹慶氏 昨年8月に懲役4年の判決。作家で民主化を求める非公認政党・中国民主党の準備委員会メンバー。
・楊春林氏 昨年8月に逮捕。黒竜江省の元工場労働者で「五輪より人権を」と訴え、署名活動にあたっていた。
・厳正学氏 昨年4月、懲役3年の判決。芸術家。インターネットで文章も発表。懲役刑の被告などに科される「労働改造制度」に反対する署名活動などに取り組んだ。
・張建紅氏 昨年3月、懲役6年の判決。ウェブサイトを運営し、「中国政府を中傷した」などと批判された。
(ヒューマン・ライツ・ウオッチや中国の国営新華社通信などによる)


外貨準備高
(アメリカドル換算、単位 100万ドル) 時点
— 世界全体 合計 $ 7,208,609 --

1 中国
(香港とマカオ経済特区は含まない) $ 1,589,900 January 2008

2 日本
$ 1,007,981 February 2008

— ヨーロッパ
(EU member states which have adopted the euro, incl. ECB)
$ 556,965 January 2008

3 ロシア
$ 490,700 February 2008

4 インド
$ 301,235 February 2008

5 台湾
$ 277,840 February 2008

6 大韓民国
$ 262,400 February 2008

7 ブラジル
$ 193,851 March 2008

8 シンガポール
$ 171,735 February 2008

9 香港
$ 160,300 February 2008

10 ドイツ
$ 147,255 January 2008

11 フランス
$ 128,513 January 2008

12 マレーシア
$ 116,300 February 2008

13 アルジェリア
$ 110,000 December 2007

14 イタリア
$ 103,459 January 2008

15 タイ
$ 100,500 February 2008

16 イギリス
$ 99,128 January 2008

17 メキシコ
$ 90,380 February 2008

18 イラン
$ 76,100 November 2007

19 スイス
$ 75,559 January 2008

20 トルコ
$ 74,900 February 2008

21 アメリカ合衆国
$ 71,613 January 2008

22 リビア

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石田ふたみ