『日々の映像』

2006年10月29日(日) パワーハラスメント(地位を利用した嫌がらせ)

 企業・団体でパワーハラスメント(地位を利用した嫌がらせ)がないと思う人はだれもいないと思う。大きな背景は生活文化そのものに淵源を尋ねるしかないが、今日は横行するパワーハラスメントを記述したい。そもそもパワーハラスメントとは、職権などのパワーを背景にして、本来の業務の範疇を超えて、継続的に人格と尊厳を侵害する言動をいう。
  
 学校で信じられないようなパワーハラスメント事件が起こる。
千葉市立中学の教諭、土岐文昭さん(50)が9月に自殺した問題で、妻聖子さん(47)ら遺族が28日、同市内で会見し、「校長の過剰な圧力、大声での叱責(しっせき)はパワーハラスメント(地位を利用した嫌がらせ)だと考えている。一生許すことはできない」(10月28日・毎日から)と声を震わせ話したという。遺族は近く、公務災害申請をする方針なのだ。校長(58)から50歳に教員が「役立たず」などと度々大声で叱責されたというから人格の侵害に当たることは当然と思う。

 この先生は職務を優先させるために教頭昇任試験を受けないと校長に伝えたところ、「辞表を書け」「おれに恥をかかせる気か」などと怒鳴られたという。直後に「抑うつ、疲弊状態」と診断され、9月6日、同市内で飛び降り自殺した。典型的なパワーハラスメントに当たるようだ。妻聖子さんは「人の命と人権を大切にしなければならない学校で二度とこんなことが起きてほしくはない。真相を究明してほしい」と訴えている。さてさてどう受け止めればよいのか。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000091-mai-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061028-00000111-yom-soci


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石田ふたみ