『日々の映像』

2005年12月23日(金) 送電線はもろかった:再度の大停電が起るか

 気象庁は22日、この冬(12月〜2月)の天候は「平均気温は全国的に低くなる可能性が最も高い」(朝日から)と発表した。当初は、暖冬傾向の予報を出していたが、12月に入って低温が続き異例の修正となった。全国的に低くなれば、85年〜86年の冬以来、20年ぶりの「寒冬」になるという。同庁によると、20日までの気温の平年差は北日本でマイナス1.9度、東日本同2.6度、西日本同3.0度、南西諸島で同1.7度と記録的な低温となっている。

 20年ぶりの「寒冬」であれば、再度今回のような大停電が起る可能性がある。テレビで東北電力の担当者の会見を聞くと、電気という社会の血液を送り出している会社としては頼りない会見であった。深刻な都市機能不全を引き起こした会社としての責任感が伝わってこない。東北電力の説明では、塩分を多量に含んだ雪が付着した送電線や電線同士が強風にあおられてショートしたのが停電の原因らしいという。風速は最大で33メートルだ。塩分を含んだ湿雪が降るのも本県の海岸部では珍しいことではない。「この程度の風雪で半日以上もの大停電を引き起こすとは、東北電力の危機管理はどうなっているのか」(日報社説から)との指摘は当然のことだ。

 記者会見は停電が起きてから七時間後の午後3時半過ぎまで行われなかったことも異常である。しかも、私の知る範囲ではトップの会見でなく中間管理職であった。生活と産業の命脈を握る電力会社のトップは一体何をしているのだろう。電気、水道、ガスの供給線はライフラインと呼ばれる。文字通り現代社会の生命線である。その送電線がこんなにもろかったとは驚くばかりだ。
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癒しの森864                            2005年12月23日
           
         文化的(ここでは食文化)なテーマを持つ

 2年前からヘルシーライフの活動を始めた。そして、さまざまな市民活動の人達との交流も生まれた。これらの交流を通して感じることは、活動の目的が単純明快であることが必要なのである。ヘルシーライフの活動の骨子は「うどんの会」と「健康のために発芽玄米ごはんを食べましょう」という2つである。私の手作りうどんに人気があり、今年も少ない月で2回うどんの会を開いた。赤石サロンから12月29日、大掃除に先立って、うどんの会を開いてくれないかとの要望を受けていた。美味しいうどんを食べながらの爆笑の会といえばイメージがまとまるだろうか。
  
 今日近藤グループの世話役から電話があり「27日にうどんの会を開いてくれないか」との要請を受ける。Kさんはうどんの会に出席したことがないが、うわさを聞いて自分たちのグループで「うどんの会」を開きたいとの申し入れである。27日は世話役のKさんしか面識がないので、当日集まる10人余りのご婦人達と初めて会うことになる。交流が生まれるカギは、単純であっても文化的な何かを持つことである。

   ・人と人 交流生まれる そのカギは 食と会話を 楽しむ時で  



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石田ふたみ