『日々の映像』

2005年02月05日(土) <一般教書演説>米国民の6割「非常に好意的」

 世界の政治的指導者のなかで、最も影響力があるのは何といっても米国の大統領である。米ギャラップ社は、ブッシュ大統領の一般教書演説に関する緊急の共同世論調査結果を発表した。演説を「非常に好意的」に受け止めたという人が60%に達しているのだ。 演説を「やや好意的」に受け止めた人も26%で、「好意的」は合わせて86%に上っている。イラク問題で世界的な批判もあるが86%ものアメリカ人が大統領を支持する・・これがアメリカ社会なのだ。さらに大統領が語った政策が、米国を「よい方向」に導くととらえた人は77%に上っている。ここではブッシュ大統領演説の最後の部分をメモ欄に引用した。
 
 ブッシュ大統領の1月20日の就任演説を北朝鮮が痛烈に批判している。基本的認識が根本的に異なれば最後は戦争になるのが歴史の教訓である。この見方に立つと、これからの4年間で米国と北朝鮮は緊迫の度を深めていくだろう。北朝鮮の平壌放送は4日夜の論評で、ブッシュ米大統領が2期目の就任演説で「自由」という表現を繰り返したことについて「ブッシュの言う自由とは支配や侵略の手段を思い通りに振りかざし、世界を支配する自由だ」と批判している。更に 「反ブッシュのデモをした市民を催涙弾やこん棒で弾圧した」「多くの青壮年らをイラク侵略戦争に駆り出し犬死にさせ、ばく大な血税を侵略の戦場につぎ込んだ」 「全世界を戦争の火の海にして支配する力の自由を持とうとしているが、人類はブッシュ式自由を決して容認しない」と強調している。これほど見方が異なるとただでは済まない印象だ。
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癒しの森541                                2005年2月5日

          初めての発芽玄米のおこげ

 2月2日の「小野沢裕子を囲む会」は雪のため出席予定者が少し減少したが、「越後じまんず」の番組に寄付するサポーターが15人も出るなど予想を越える結果であった。試食に出した発芽玄米のおこげは異口同音で「美味しい」との評価である。この日の参加者の内 5軒の家庭で、白米ごはんを止め発芽玄米ごはんに切り替えることになった。
 
 発芽玄米の切り替えの指導は多くしてきたが、20代の若い夫婦の指導は今日が初めてであった。そもそも20代の人たちはごはんの「おこげ」などは食べたことがないのだ。果たして、1月22日に書いた「日本人の食のふるさと:玄米ごはんのおこげ」にどのような反応を示すかであった。ごはんが炊きあがるまで、昨日作った玄米ごはんの「おこげ」を試食してもらうと2人とも「美味しい」と中高年の皆さんが示す反応と同じであった。今日の試食で若い2人は、発芽玄米ごはんの美味しさを十分に理解したようだ。そして講習で炊いたごはんをおにぎりにまとめてお土産にした。帰りぎわに「明日からお弁当はこのおにぎりにします」とにっこり微笑んで帰っのが印象的であった。今日我が家に来た新妻は多少便秘ぎみとのことであるが、2〜3日で劇的に解消されるだろう。発芽玄米ごはんという食によって、便秘は完全に解消されるのである。便秘を解消するためにクスリがあること自体が不自然に感じられる。「食薬一体」という言葉があるが、体調をベストに整える基本は何といっても「食」の内容であることをヒシヒシと感ずる。

 ・初めての 玄米ごはんを 口にする 老いも若きも  味覚は同じ
     


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メモ  大統領の演説の最後の部分
前回の演説で、私は、普段の生活が戻ってくることを願うと述べた。ある意味では、普通の生活が戻った。しかし、別の意味では、これまでの生活は決して戻ってこない。この困難な時を生き抜いてきたわれわれは、その困難な時によって変わった。われわれは、もはや決して疑うことのない真実を知らされた。邪悪は現実のものであり、その邪悪に立ち向かっていかなければならない。われわれは、あらゆる人種と宗教の違いを超えて、共に悲しみ、共に危険に立ち向かう1つの国である。米国の国民性の底には、道義心がある。その道義心は、不信感に勝る。そして、多くの人々が、悲運の時に、むしろ悲運の時にこそ、神が身近にいることを見出した。
 われわれが、瞬時に認識したのは、これからの10年が自由の歴史の中で決定的な時になるということ、そして、われわれは歴史上比類なき役割を果たすことを求められているということであった。世界が、これほど明確で、重大な選択を迫られたことは滅多になかった。

 われわれの敵は、他人の子どもたちを自殺と人の使命に追いやっている。彼らは、圧制と死を大義と信条として受け入れる。われわれは、それとは異なる遠い昔わが国が建国の日に選んだ道を支持する。われわれは、そのことを今日再確認する。われわれは自由とすべての命の尊厳を選択する。
 われわれは、目標に向かって断固として進む。われわれには、自由のために払う代償が分かっている。われわれは、自由の力を示してきた。そして、国民の皆さん、この重大な戦いにおいて、自由が勝利を収める。
 皆さん、ありがとう。








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石田ふたみ