『日々の映像』

2004年08月01日(日) 適応障害という名の病気 

 皇太子妃雅子さまの病状に関し、宮内庁の林田英樹東宮大夫は30日の定例会見で、医師団から「適応障害」(7月31日・毎日から)と診断を受けたと発表した。不安や抑うつ気分が現れ、公務を行うのが困難な状態という。林田東宮大夫は医師団の指摘として、「皇太子妃という特別な立場からくる苦労▽懐妊・流産をめぐる問題▽公私の区別をつけにくい毎日の多忙な生活−−などに伴うストレスを要因に挙げ、公務と育児の両立による負担も病状に影響を与えた」(引用同)と説明している。今後の治療に関しては、心のエネルギーを高めるような私的活動を優先していくという。
 
 社会環境に適応出来ず、通常の生活が困難になる適応障害という病気は、一般庶民にも多くあるのだ。厚生労働省は適応障害などの精神疾患が特殊な病気ではないことが、国民に正しく認識されていないとして、今年度中に「こころのバリアフリー宣言」と題した冊子を作るという。 同省によると、精神疾患の患者は「204万人(99年)から258万人(02年)に増加。正確なデータはないが、国民全体の適応障害の有病率は2〜8%の間」といわれているという。適応障害を起こしている人は、少なく推定しても国民の2%に当たる240万人はいるのだ。適応障害の概要をメモでしめしたが、重大な出来事(就学、独立、転居、結婚、離婚、失業、経済的困難、重い病気、子離れ、親離れなど)が動機となって発症する。ストレスの源がはっきりと指摘できる場合にのみ、「適応障害」と診断するという。読書を通して多くの人生経験をしている人は「適応障害」になる可能性は少ないと思う。             メモ 適応障害とは
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癒しの森344                           2004年8月1日

        癒しの森のテーマー別の目次について

 昨日案内をさせていただいた10項目は、記憶に基づいて決め、それに該当する内容を拾ったものである。この拾い出しも3日間、延べ10時間余りで行ったもので完全なものではない。第一段階として、その輪郭を整理したという程度のものである。その他に入れた26項目も追って項目を定めて行きたいと考えている。

 スポーツの中に松井秀喜を含めるべきか、少々立ち止まって考えた。松井秀喜は、日本のスポーツ文化に、青少年に多大な貢献をする人で、あえて独立した項目とした。朝の散歩はその大半が自然を呼吸することであり、自然との対話に入れるべきと考えたが、「歩く」という「動」が生み出す記述であるので独立した項目とした。
  
 癒しの森と「地球・宇宙」がどう関係るのかと質問を受けたことがある。これに対する私の見解は明確である。人間の最大のストレスは自分の死である。この死を受け入れ、乗り越えていくために、巨大な宇宙の「生」と死」を学ぶことが心の空間を広げ、死を乗り越える力になると信じている。

  ・1年を 休むことなく 書き溜めた 癒しの森の 眺め満足
     


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メモ、適応障害とは
進学、独立、結婚・・・・。重大な生活上の変化に対応できず、勉強や仕事などが続けられなくなる。
1、精神症状
�ゞ�い苦しみの感情  
��気分の落ち込み。涙もろくなる。絶望感。
�I坩卒供6寡檗�あせり。
�こ惷函⊃Χ箸覆匹�続けられない(という恐れ)。
�デ鵬�的、攻撃的なことをしてしまう(という恐れ)。

2、身体症状
�”坩卒兇鉾爾ζ椅�など。
��行動の障害として、社会的ルールを無視するような行為(破壊、暴走、暴飲、引きこもり、さぼりなど)

3、病因
【遺伝・体質的な背景】
 人格障害や身体疾患などがあると、より発症しやすくなる。
【心理・社会的な要因】
 日常的であるが個人にとっては重大な出来事(就学、独立、転居、結婚、離婚、失業、経済的困難、重い病気、子離れ、親離れなど)が症状に先立っており(通常1ヶ月以内)、ストレスの源としてはっきりと指摘できる場合にのみ、「適応障害」と診断される。
【脳・神経機能の関与】
 特に究明されていない。

4、病前性格
 ストレスに弱い、傷つきやすい人。また、小さい時に親を亡くすなどして、心理的な支えを十分に受けられなかった人が発症しやすいとことがわかっている。性格の偏りや身体的疾患なども適応障害を起こしやすい。

5、発現頻度
�“羈單�よく見られ、精神科受診患者の約10%。
�∋彌婀�、青年期に多いが、どの年代でも起こり得る。男性より女性により多く見られる。

6、治療
 精神療法が中心で、薬物は期間を限って補助的に用いられる。
【薬物療法】
 抗不安薬、抗うつ薬、抗精神病薬、精神刺激薬など。
【精神療法】
 ストレスに適応できるよう援助をする。同じストレスを持つ人(退職者など)と一緒の集団療法も効果的。

7、経過
 適切な治療で短期間(多くは3ヶ月以内)で回復する。
「PTSD」は大災害や暴行など『非日常的』な出来事でもたらされますが、「適応障害」は日常的な出来事が発症の原因となり、人生の門出としての出来事のほか、重い病気、離婚、失業などの不幸な出来事などの後でよくみられる。

8、日常生活でのケア
�‘�頃から信頼していて、自分が話すことを常に理解してくれるような人物に、気にかかっていることをそのまま話してみる。
 相談してアドバイスを受けるのが目的ではありません。気にかかっていることをその場で浮かぶ言葉で、いろいろ表現してみるだけでいいのです。結果として、今までできなかった見方ができるようになれるかもしれません。出来事の意味合いが変わってくれば、ストレスの度合いも変わってきます。
��家族の人は、あたたかい気持ちで見守る。
 家族は気にかかっていることをあれこれ相談されたとき、大きなあたたかい気持ちで聞いてあげるようにしましょう。感情的になって励ましたり、やるべきことを説得したりしても、効果は得られません。適切な治療でストレスへの抵抗力が次第に増すことが期待できますから、あせらないようにしましょう。




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石田ふたみ