『日々の映像』

2003年05月07日(水) 北朝鮮、核の増産、輸出で威嚇

 人間関係を破壊するのは「言葉」である。特に相手を侮辱する低次元の「言葉」は、人間関係に破局をもたらす。国と国との関係も同じであると思う。イラクのフセインは、自らが発した「言葉」で自らの「破滅」を呼び寄せた。

 北朝鮮は、核兵器保有を明言した席で次の「言葉」を発したという。「見せることもできるし、さらに造ることもできるし、移転(トランスファー)だってできる。米国の反応次第だ。時間をかけて考えるといい」(1日・日経から)米国に対して、実験も出来るし、さらに製造することも出来るし、輸出することも出来ると言っているのだ。あまりにも重大な言葉で3紙で確認したが同じであった。はたして米国がどう反応し、対応するだろう。

 今日の目次は、日経の目次をそのまま使った。パウエル米国務長官は、上院で証言し、先の米朝中の3カ国協議で「北朝鮮側が核兵器の増産や第3国への輸出をちらつかせ、米側を威嚇した」(同)と述べている。この威嚇の「言葉」は結果として何をもたらすのか。

 人口僅か2200万人で食料すら自給できない国が、米国に威嚇の「言葉」を発するとは笑止千万だ。米国から石油と食料の支援を受けてきた北朝鮮がいう「言葉」ではないと思う。北朝鮮は自らが発した「言葉」で自らの「破滅」を招くのではないだろうか。

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ