『日々の映像』

2002年08月31日(土) 余    録

 8月4日にミネラルウォーターのことを書いた。ミネラルウォーターと言っても一般には地下水をろ過、沈殿、加熱殺菌したもので、4類もある。ここまでは良いのであるが、このミネラルウォーターを扱うメーカーが約400社もある。よって、売上1000億円と言っても1社平均にすれば2.5億円でしかない。小規模なメーカーもあるわけで、果たして完全に殺菌されているかどうか、どうもトラブルが起こるような気がしてならない。

 そんなに美味しい水を飲みたければ、自分で作るのも一案だ。ここで少々メモしておこう。

 �“�長炭をよく洗って約15分間煮沸して消毒する
 ��半日ほど陰干しする 
 �M憧錣肪困反紊鯑�れて冷蔵庫へ 
 �っ困領未録�1リットルに対して100グラム 
 ��10日に1回炭を洗う 
 �μ效困�水道水の塩素を吸収してくれる。このような使い方で炭は3ヵ月
  は使用できるという。なお、炭によるろ過は1日かけて行なう。

 詳しく知りたい人は日本自然療法学会(03・3816・2457)に問い合わせ下さい。

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 日本の銀行の不良債権処理がどのような形で進むのだろう。パニック的な大混乱が起こる危険はないのだろうか。8月2日に不良債権が52兆円もあることを記述した。このうち、地方銀行の不良債権は14兆8000億円(与信額の8%)であった。これは、今まで表のとおり、不良債権約11兆円(97年からの累計)を処理してなお残っている14兆8000億円なのである。

 更に時代のうねりで、新規の不良債権が発生する可能性が多い。よって、いつまで経ってもこの不良債権の処理が終わらない雲行きだ。資金はだぶっているが運用先が無い。政府の発行する短期証券の応札が多く、この利回りは「年0.001%」に低迷している。

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 8月7日の毎日に利上げ競争と言う記事が掲載されていた。「大手銀行の多くは、今春利ざやの改善を目指して、信用リスクに応じて1〜4パーセント前後の標準金利を設定した」(同)この信用リスク分類は「10段階」(同)になっている。
簡単に説明すれば、ランク1の所の金利は1%(以下0・3%づつ加算されて最低ランクの先へは4%の金利にしようとするものだ。

 私の知人S氏(元商社マン)は激しく銀行を非難する。確かにバブルを作ったのは銀行であった。この日の記事でも千葉の建設業者が銀行の勧めで投資、バブルが崩壊して借金だけが残ったという報道であった。

 日本の都市銀行は、過当競争で利ざやが表(日経)のとおり少ない。7月8日に記述したように預金と貸付の利ざやは、1%台後半、総資産に対する利ざやとなると表のとおり米銀の3分の1以下である。資産30兆円の都銀で、粗利益が0.6%1800億円しかない。これでは、当年度の収入で不良債権処理が出来ないのだ。

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 日本の資産30兆円の都市銀行は、粗利益(ここから貸し倒れ損失を引く)で1800億円しか計上できない。反面、トヨタ1社で1兆円の利益を計上している。産業界全体、あるいは税収全体で言うと、日本の銀行の総合力は信じがたいほど小さなものになっている。

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 8月16日新卒の無業者が28万人に達していることを書いた。この若者の就業状況は、日本の将来の大きな問題であると共に、社会不安にもつながる危険があると思う。新聞に断片的に報道される内容を整理すると次のとおりだ。

  1、無業者  年間約28万人も生まれる。累計で何人になるのか?
  1、15歳〜34歳のフリーター  193万人 
  1、15歳〜34歳までの失業者  170万人

 無業者の累計を最少に考えて60万人とする。これでも、この無業者とフリーター、失業者の合計は423万人にもなる。このような問題にフタをして「構造改革なくして、景気回復なし」などという言葉は、欺瞞に近い総論だ。ただ、これら400万人を超える中途半端な若者の存在の責任を政治のせいにするつもりはない。社会全体の問題として、大きくクローズアップする必要がある。8月16日に書いたが、大学卒業の5人に1人が無業者であることは、教育そのものに大きな問題があると思えてならない。

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 8月18日、世界の異常気候のことを書いた。なかでも、中国の長江洞庭湖周辺は、すでに大洪水になっている。「中国南部で大雨による洪水被害が広がり、中国第2の湖である洞南湖の水位が上がって、周辺に住む60万人が避難した。・・・湖南省では22日まで総計840万人が被災し、・・・41万5000ヘクタール(日本の全耕地面積の約10分の1)の田畑で農作物の被害を受けた」(8月24日 毎日)という。なにしろ、洞庭湖で総延長2819キロの堤防がある。この内1829キロで危険水位を超えたと言う。死者4000人を出した98年の大災害に発展する可能性がある。地表を循環している水のリズムが異常になると想像も出来ないほどの被害が発生することになる。

 地球に存在している水の97.5%は海水だ。残り2.5%の淡水の70%は南極などの棚氷、よって、地球で循環している水は、わずか0.7%(2.5%×0.3)でしかない。この0.75%の水の循環に異常が起こっているのだ。(参考8月23日 日経水資源から)
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 8月29日、とんでもない虚偽が報道された。東電の原子炉13基で虚偽の報告が29件もあったという。なにしろ点検当初にひびを見つけたにもかかわらず放置したり、国の検査時期が近付いてから報告したと思われる例があるという。これでは、日本にもチェルノブイリ原発事故のような巨大な災害が起こる可能性がある。

 この「部品に傷が見つかっていたのに国に報告されていない」も2年前に通産省に届いた内部告発文書が不正発覚の発端だったという。この内部告発者は、自分の身分、住所を明らかにしての通産省への告発文であった。よって、この告発は「密告」には当たらない。この問題はプルサーマルの実施、原発の可否の問題まで発展すると思う。日本の食品から原発まで偽装・虚偽は、世界に誇り得る偉大な文化だ。

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石田ふたみ