| 1996年01月06日(土) |
日本国破産−今そこにある危機 |
第1章 日本国破産−今そこにある危機 ロスチャイルド同盟から http://anti-rothschild.net/index.html
第1章 日本国破産−今そこにある危機− 目次
2005-08-01 ご挨拶 2005-08-02 はじめに 2005-08-03 日本は既に財政破綻している!? 2005-08-04 【資料1】財政事情 2005-08-05 【資料2】公債発行額の推移 2005-08-06 【資料3】一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移 2005-08-07 【資料4】公債残高の累計 2005-08-08 【資料5】一般会計歳出中に占める国債費等の割合の推移 2005-08-09 【資料6】利払い費及び利払い比率の推移 2005-08-10 【資料7】国及び地方の長期債務残高 2005-08-11 【資料8】国及び地方の財政収支 2005-08-12 【資料9】国及び地方の債務残高 2005-08-13 バランスシートでも既に破産状態 2005-08-14 国債を買い支える金融機関 2005-08-15 日本は官制経済国家 2005-08-16 財政史からみる財政破綻の原因‐ 2005-08-17 国家破産の方程式 2005-0 8-18 IMFは日本を救えるか!? 2005-08-19 出口なし! 2005-08-20 驚くほど簡単な財政破綻回避策‐発想を転換しよう‐
2005-08-01 ご挨拶 はじめまして 地域通貨グループ『レインボーリング』を始めて、もうすぐ六年になります。その関連で始めたお店『アリエルダイナー』が出来て既に三年が経ちました。 それまでは外を出歩いて、いろいろと活動してきたのですが、お店を始めてから、なかなか外に出る機会がなくなってしまいました。 ほとんど休みもなく、毎日、法定労働時間の倍以上働いているので、実質的にお店のこと以外にかかわることは難しいのです。 とは言っても、お店の経営は結構面白く、メチャメチャ働いているといっても、自主的にやっているのですから、文句はないのですが、ただ、世間の情勢を考えると、ますます悪くなっている気がして、このままで良いのかと気ばかり焦ります。 地域通貨は、一時のブームがすぎて、マスコミで取り上げられることも少なくなり、実践者の間でもいろいろな問題・障害にぶちあたっているようです。 ただ、私の中では、ますます地域通貨の重要性というのが増してきています。 お金の変革なくして、社会がよくなることはあり得ない。 そんな想いが高まり、私の知っている情報を皆さんと共有したく、ブログという形で公開したいと思ったのです。 全体では五章までありますが、一章だけでも超長文なので、一気に出すと読む気がしなくなると思いますので、ちょっとずつ公開したいと思います。 ちなみにタイトルの『日本人が知らない 恐るべき真実』は私の好きなマイケル・ムーアのパクリです。(^^;) 私には彼のようなユーモアがないので、興味のない方にはまったくつまらないかもしれません。 ただ、重要さについては自信があります。 これから連続してお送りする文章は、絶対、読んで損をしません。 と、いうより、もし、私たちが地球上で生き続けたいのなら、何を差し置いても読んで欲しい内容です。 皆さん、お忙しいとは思いますが、是非是非お読みください。 そして、出来ましたらお知り合いの方にもこのブログをご紹介していただければ幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2005-08-02 はじめに 1999年、NHKで放映された『エンデの遺言』*1を観たことをきっかけに、私はレインボーリングという地域通貨グループを立ち上げました。たまたま日本の地域通貨の黎明期であったため、その後、私は日本各地の地域通貨を実践しよう、勉強・研究しようとする人たちから呼ばれ、講演やワークショップを数多くおこなうことになりました。もともと私は経済の専門家ではなく、それどころかインフレが何かも知らない経済オンチでした。しかし、呼ぶ方はそうは思っていない。講師である私に様々な質問をぶつけてきます。それらに応えるために、その後、必死に勉強するはめになりました。そして、勉強すれば勉強するほど、お金のことを何も知らなかったことを思い知らされました。お金の成り立ち、お金のシステム、お金が社会に与える影響、それらは調べれば調べるほど興味深く、お金のシステムが社会に与える影響の大きさに驚き、また、その延長線上には悲観的な未来しか想像できないため、何とかお金のシステムを変換したいという強い欲求を持つにいたったのでした。 お金という観点からものをみると社会の仕組みが実によくわかるようになります。私の大いなる疑問は、ひとりひとり個人として話をすると、たいていの人は善良で社会をよくしたいと考えているのに、現実は逆方向、つまり、悪い方に向かっていることでした。その謎は、お金のシステム、および、それが社会に与える影響を知ることにより、納得できるものとなりました。 世界はお金を中心に回っています。こんなこというと抵抗を感じる人もたくさんいると思いますが、世界を動かしているのは「お金」と「コネ」と「暴力」です。その中心に位置して世界を動かしているのは、まぎれもなく「お金」であると断言できますし、この先を読み進めていただければ、私の主張をご理解いただけると思います。ただし、お金を中心に回っているといっても、それは循環するのではなく、一方向に向かっていて、その先にあるのは破綻です。ものすごく大きな視点からみれば、破綻の先には必ず再生があり、そういう意味では循環しているといえるかもしれません。現在の私の関心は、どうすれば破綻とともに訪れる悲惨な状況を回避しながら、より建設的な未来に向けて再生するかという点につきます。そしてそれは地域通貨的な手法を用いることによって実現できると思っています。 2005年1月、日本には400を超えるほど多くの地域通貨ができ(地域通貨全リスト参照)、運営者の皆さんは、それぞれがんばっていることと思います。ただ、正直言って今の段階では、私は日本の地域通貨には大きな期待をしていません。どんなに頑張っても、それほど有効なものになるとは思えないのです。ただし、これからは状況が変わってきます。必ず地域通貨的な手法が必要になるときが、もう間近に迫っています。しかし、それを実践するには、たくさんの人に共通認識を持ってもらわなければ実践することはできません。これまでの経験から99.9%の人が、かつての私と同じように「お金」のことを知らないと思います。もちろん、実際に統計をとったわけではありませんが、感覚として、それぐらい「お金」のことは、まるで盲点のように問題意識の中から外れてしまっていると感じるのです。こんな状況では、近々来る悲惨な状況を回避することはできない。そんな思いから、この文章を書くことに思い至りました。 先に述べたとおり、私は経済学者でもなければ、評論家でも政治家でもありません。ただの一般市民です。だから私の認識が間違っているのかもしれません。実は、私の心配は杞憂であり、この先には明るい未来が開けているのかもしれない。もしそうであるならば、それに越したことはありません。ですから、私の問題提起および解決策の提案については、是非ご専門の方々に議論をしていただきたい。世界がお金で回っていて、破綻に向かって突き進んでいるならば、そのモーターを逆に回せば「明るい未来」へ方向転換できるはず、と思うからです。 話は変わって、私はマハトマ・ガンジーを尊敬しています。深い信仰と人間愛、知恵、強靭な意思と誠実な人格をもった彼の生涯は、国内外の人々に実に大きな影響を与え、非暴力・不服従によりインドの統一と当時の大帝国イギリス支配からの独立を成し遂げました。世界平和のために生命を削り続けたガンジーのお墓には次のような碑文が刻まれています。 『7つの社会的罪』 理念なき政治 労働なき富 良心なき快楽 人格なき学識 道徳なき商業 人間性なき科学 献身なき信仰 ガンジーの視点からみれば、今の社会はなんと罪深き世の中でしょう。私の現代社会への批判的な見方は、このようなガンジーの視点に拠っています。このままいくと更に人間は罪深き存在となり、いずれ地球から厳罰をくだされるときがやって来るでしょう。人間の身体に自然治癒力や免疫機能があるように、自然界は自らバランスをとろうとする調整機能を持っています。自らの健康を脅かす"害あるもの"は排除されていくのです。これ以上「社会的罪」を犯さないことが、今後も人間が地球上で生き続けていくことができるかどうかの鍵になると思います。環境を破壊しているのも人間ならば、人間を追い詰め、苦しめているのも人間。人間が原因をつくっているのだから人間にしか解決できないし、解決の道はきっとあると信じます。 *1:『エンデの遺言−根源からお金を問う−』(制作:NHK・NHKエンタープライズ21・グループ現代)は、1999年5月4日にNHKのBS1で放送。児童作家ミヒャエル・エンデが、死の前年(1994年)NHKとのインタビューで残した2時間のテープをもとに「暴走するお金」の正体を探りに旅立つ。「老化するお金」「時とともに減価するお金」など、現代のお金の常識を破る思想の数々を紹介する。欧米に広がる地域通貨の実践−米国のイサカアワー、ヨーロッパの交換リング、スイスのヴィア銀行などもレポート。番組上では取り上げられなかったことも含めて2000年2月にNHK出版から単行本も出版された。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2005-08-03 日本は既に財政破綻している!?
経済とは何でしょう?その語源は「経世済民」という漢文であり「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」です。さて、現在、経済は「世の中を治め、人民の苦しみを救うこと」ができているのでしょうか?私には逆に「世の中を混乱させ、人民を苦しめる」ものになっているような気がしてなりません。その根拠をこれから示していきたいと思います。 まず私たち日本人が間近に直面する大きな危機は、財政破綻でしょう。ただ、バブル崩壊後の陰鬱とした雰囲気はあるものの、相変わらず都市ではファッションショーさながらオシャレに着飾った人たちで溢れ、ビルや道路の工事もひっきりなしに行われ、繁華街ではネオンがきらめいています。平成大不況といわれる中でも、飢える人も非常にごくわずかで、公園や河沿いで増え続けるブルーシートのテント(ホームレスの人の住み家)以外は貧しさが目に付く機会は、それほどありません。 2004年12月にスマトラ沖で発生した地震が巨大津波を起こし、日常生活をおこなっていた人々をアッという間に飲み込みました。財政破綻という大地震は既に予震が始まっていて、いつ本震が起きるかわからない状況です。本震が起きれば、巨大津波が押し寄せ、その影響は22万人の死者を出したインド洋津波の比ではない莫大な被害が想定されます。政治と市民生活が隔絶されている今の日本の状況では、この問題の大変さが認識されにくいようです。 財政の話は難しいし、理解困難な面がたくさんあります。ただ、財政を理解することは、国民が主権者としてこの国を健全に動かしていくのに不可欠な話ですし、決して他人事ではありません。 財政破綻とは日本国政府の破産であり、国家予算が組めなくなる事態に陥ることです。経済学の定義では「財政赤字が持続可能であるとは、政府保有財産の売却収入を用いず、租税を公債の利払い・償還財源として、今後も従来の財政運営のままで公債を発行し続けても、無限先の将来において公債(政府債務)残高が発散(無限に膨張)しない」ということです。公債残高が将来無限に膨張しないということは、将来的には財政が破綻しないことを意味します。逆に、公債残高が将来無限に膨張するということは、将来のいずれかの時点で財政が破綻してしまうことを意味します。 この定義に従えば、既に日本政府は財政破綻の過程に入っています。まずは財務省主計局が公表した資料「2005年度我が国の財政事情について」をもとに、何故、日本が財政破綻しているのかを検証してみることにしましょう。
※資料は、この後、画像としてアップしますが、サイズが小さいのでhttp://www.mof.go.jp/seifuan17/yosan005.pdfよりダウンロードしてご確認ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2005-08-04 【資料1】財政事情
一般的に国家の財政は単年度予算を見ればわかるとされています。2004年度の「一般会計*1予算」は約82.1兆円でしたが、税金収入は約41.7兆円しかありません。40.4兆円の赤字です。この赤字を埋めるために国債*2を発行しなければなりません。 国債とは国の発行する借用証書です。国債には利回りがあるので、購入してくれる人がいる限り発行できます。公債依存度とは、一年間の一般会計のうち、公債に依存している割合で、支出の約4割が借金をしてまかなっていることになります。
�仝�債依存度 16年度当初 16年度補正後 17年度当初 44.6% 42.1% 41.8% (注)実績ベースの過去最高値:15年度42.9% ��公債発行額(億円) 16年度当初 16年度補正後 17年度当初 365,900 365,900 343,900 (注)実績ベースの過去最高値:11年度375,136億円
金額が大きすぎてピンとこないと思いますので、一般市民の身の丈にあった数値に置き換えて例をあげてみますと「本業で月収35万円、アルバイトで毎月3万円稼ぐAさんの年収は455万円。ところがこのAさん、豪遊してしまい、気が付くと一年間に821万円も使ってしまいました。366万円の赤字です。しかたなくAさんはサラ金から366万円の借金をしてその場をしのいだ」ということになります。 *1:一般会計とは、国または地方公共団体において一般の歳入・歳出を総合的に経理する会計のこと。 *2:国が資金の不足をまかなうために負う金銭債務。国債証券の発行を伴うものを狭義の国債、伴わないものを借入金という。通常は発行した債券そのものをさすことが多い。公債。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2005-08-05 【資料2】公債発行額の推移 資料2】公債発行額の推移 00:58 前出のAさん。実は借金の常習者で、毎年、借金をしています。しかも、その借金の額は毎年どんどん増え続け、特に平成10年から莫大な借金を毎年重ねるようになりました。
グラフ省略
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2005-08-06 【資料3】一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移 資料3】一般会計税収、歳出総額及び公債発行額の推移 01:00 国家の主な収入=税収は平成二年度の60.1兆円をピークに減少し続けています。このグラフから歳出は年々増え続けていること、そして、税収が多ければ借金は少なくて済むが、税収が少ないと借金を多くしなければならないことが読みとれます。 グラフ省略 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2005-08-07 【資料4】公債残高の累計 再びAさんに登場してもらいましょう。毎年毎年、借金を続けたAさんは、どんどん借金が溜まり、とうとう5051万円にもなってしまいました。今年度末には5384万円にもなってしまう予定です。これはAさんの現在の年収の12年分に相当します。住宅ローンを組める限度が年収の5〜6倍程度であることから考えて、いかに巨額な借金かがわかります。 借金返済のためには、生活をきりつめなければなりませんが、【資料3】に示したとおり、年々、収入は減っているのに、支出は増え続けるばかり。いったいどうすればよいのか…。 グラフ省略
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2005-08-08 【資料5】一般会計歳出中に占める国債費等の割合の推移
支出の中でどんどん国債の償還=借金の返済に当てる費用の割合が大きくなっている様子がわかります。一般市民の生活で考えれば、借金返済のために、生活に必要な支出が切り詰める。たとえば「三度の食事を二度にする」とか、「毎年買っていた新しい服を二年に一度にする」といった感じでしょうか。 グラフ省略
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